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可愛いものとゲームではFFが大好きなせりすの日常です(・∀・)。
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「いなくなるボールペン(/。\)」のコメント欄に掲載の
ボゥちゃんの冒険の続きを読みたいーっておもう
私達のためにこっちでも続きを見れるように
風のエレメンタルの福隊長のザクさんにこちらのコメント欄でも
続きの物語の掲載をお願いしてみました。
題して「続 いなくなるボールペン(/。\)」
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無題
んでは、こちらで書かさせてもらいまふ(*^▽^)b

では、もう一本


遺跡の内部で野宿することになったボゥちゃん一行。赤ボルと青ボルが作った醤油ラーメンを食べ、交代で見張りをしようとしたが、なにげに暖かく、みんなで寝てしまった。石を積んで建造された遺跡は、火事になることもなく、安心していたのかもしれない


身支度をし、さっそく出発しようとしたが・・・

ガイア「オン!」
ボゥ「うん・・・いるね」
キャメロン「どうたしの?」
ボゥ「うん・・・歩幅の大きい、人の集団が来る」
赤ボル「歩幅の大きい?」
青ボル「・・・デーモンか!?」
ガイア「オン」

ガイアはうなずく

赤ボル「やるか?」
ボゥ「まって」

ザザッ、ザザッと行軍の足音が聞こえる。東のほうから、ボゥちゃんたちがいる遺跡のほうへ向かってくる。先頭に、モヒカン刈りのデーモンにつづき、10体ほどのデーモンがいる

キャメロン「ジュノ方面からじゃない?」
ボゥ「うん・・・あっ!」
ガイア「グルルルルゥゥゥゥ」

ロープで縛られ、雪の中を引きずられているモンブローとウルフガンクがいる。縛られたアヤメをケリをいれながら歩かせてるデーモン。アヤメは目に涙をため、ウルフガンクをみつめている。他にも捕らえられたジュノの親衛隊や冒険者がいる

ボゥ「ぐぎぎぎぎぎ」

ボゥちゃんは遺跡を飛び出し、炎の闘気をボッ!と放出する!あたりの雪が一気に解けた!

ボゥ「とーちゃん!ウルフガンクのおじちゃん!」

モンブローは、うっすらと目を開け、やっと声を絞りだす

モンブロー「ボ・・・ゥ・・・く・・・来るな・・・!」
ボゥ「とーちゃん!いま助けるからね!」

モンブローとウルフガンクを引きずってるデーモンに槍をプロペラのように回転させながら、連撃を叩きつけた!
ボギバギボギゴギバギボギゴギ!

デーモン「グゴォォオオオオオオ」

角が折れ、手や足が、あさっての方向に曲がったデーモン。こらえきれず、その場で倒れた
すかさずガイアが、捕らえられた者たちの縄を刀で切る

アヤメ「あなたたちは・・・あの時の!」
ボゥ「あ、それは忘れて(汗)」

デーモンたちが、一斉にボゥちゃんとガイアを睨みつける
隊長らしいデーモンがズイッと前に出る

・・・「元気ナチビッ子ダナ。我輩ハ闇ノ王親衛隊ユザワ。貴様モ、ドリーミングナ世界ニ連レテッテヤロウ」

ユザワは片手棍を両手に一本ずつ持ち、構え、ハァ〜〜〜っと息を吐いた

モンブロー「ボゥ!そいつらの息をかぐな!にんにく臭くて鼻がもげそうになるぞ!」
ボゥ「どーりで・・・とーちゃんやウルフガンクのおじちゃんが、こんなやつらに倒されるハズはないんだ」

赤ボル「ボゥちゃん!」
青ボル「くっ・・・ウルフガンクさんが」
キャメロン「キッカちゃん!みんなの治療をするわよ!」
キッカ「わかったニャ!」

手当てをはじめるキャメロンとキッカ

アヤメ「やつの異常なにんにく臭い息のせいで、我が隊は苦戦をしいられました・・・気をつけて!小さな戦士よ」
ボゥ「あ、大丈夫だよ」
ガイア「ワン」
アヤメ「えっ!?」
赤ボル「うちの店、お客がおろしにんにくの瓶たおすからね〜」
青ボル「店の中なんて油とかさ、にんにくの匂いガンガンするよねw」
ボゥ「オレなんて、いつも大さじ10杯は使うし、あの程度はたかがしれてるよw」
ガイア「オン・・・(その犠牲になってるの、オレ)」

ユザワ「チィッ、ニンニクブレスハ効カヌカ。ダガ、我輩ノパワーハコンナモノデハナイ!」

第二の刺客、ユザワ。必札のニンニクブレスが効かないボゥちゃん一行。しかし、二本の片手棍を構えるユザワ。気を抜くな!ボゥちゃん!

つづく
福隊長のザク 2007/12/31(Mon)16:19:39 編集
ありがとー
★ 福隊長のザクさんへ
よろしくおねがいしますー

ボゥちゃん達へ
こっちもにんにくでパワー倍増だ!!
負けるな、がんばれーー(ノ^∇^)/
celes 2007/12/31(Mon)20:23:41 編集
シンネン オメデトウ〜☆
うっ、ニンニクブレス…すごそう。@@
でもラーメン屋さんには効かないか。あはは
nao 2008/01/03(Thu)20:38:20 編集
遅めでつが、おめでとう(*^▽^)b
ユザワ「我輩ノ技ハ ソレダケダト思ウナ!我輩ノ ドラム・・・イヤ、棍捌キ トクト見ルガイイ」

ユザワがバッと棍を左右に展開すると、凄まじい連撃を繰り出してきた!
ドゴボゴガゴドゴドゴドゴガゴン!
十字に、袈裟に逆袈裟に、ハの字に逆ハの字に打ち込んできた

モンブロー「ボゥ!奴はクラクラ二本も持ってるぞ!」
キッカ「ニャ!?」
赤ボル「なにそれ?」
青ボル「暗暗?」
キャメロン「変な名前ねw」
ガイア「オン」

ユザワは、ニヤリとしている

ユザワ「イカニモ、我輩ハ片手棍二刀流。ソシテ、コノ武器ハ二本トモ クラーケンクラブ。我々デーモン族ノ魔力ガナセル技ナノダァ!」
ボゥ「クラーケンクラブ?」
キッカ「一度に八回も攻撃できる片手棍ニャ!すごく高い値段で取引きされてるニャ。それを二本も・・・贅沢すぎるニャ!」
赤ボル「いくらぐらいするの?」
キッカ「一本で軽く一億するニャ。一億もあれば土地付き一戸建て買えるニャ」
青ボル「ん?どうしたのボゥちゃん」

ボゥちゃんは青い顔をしている

ボゥ「やっちゃった・・・」
キャメロン「なにを?」
ボゥ「これ・・・」

ボゥちゃんは、指パッチンをした
パチンッ!
ボロリ・・・ガラガラガラ・・・
ユザワのクラーケンクラブが、二本とも砕けた!

ユザワ「ナァァァァニィィィィイイイイ!?」
モンブロー「やっちまったなぁ!w」
キッカ「( д) ゜゜ポーーーン!」
赤ボル「キッコリーさんと森の熊さんに作ってもらえばいいじゃんw」
青ボル「だねw」

ボゥちゃんは、ユザワの棍の連打を受けると同時に、破壊していた

キャメロン「戦いの基本だしねw」
ガイア「オンw」

ガックリとうなだけるユザワorz

ユザワ「クッ・・・ビシバシ楽器ノ メタルスティクニスレバヨカッタ・・・」

戦意を失ったユザワ。これに見切りをつけたデーモンの部下たちが、そそくさに退散する

モンブロー「手下どもが逃げる。シーフと忍者に後を追わせよう」

ユザワが、なみだ目になりながらボゥちゃんにシャウトする

ユザワ「弁償シロヨナ!」
ボゥ「無理w」

つづく
福隊長のザク 2008/01/06(Sun)10:41:15 編集
うおーー
土地付き一戸建てがーー2ほんもーー
ユザワちっとかわいそうだ(┰_┰)
celes 2008/01/06(Sun)19:24:00 編集
ヾ(≧▽≦)ノ
さすがのデーモンも
クラクラ2本もなくしたら
ショックなんだねー。けらけら
nao 2008/01/07(Mon)00:35:53 編集
ライデン湯沢さん今なにしてんだろ
クラクラ二本を失い、戦う気ゼロになったユザワと、さきほどボゥちゃんがボコボコにしたデーモンをロープで縛り上げた

ユザワ「・・・ブツブツ・・・ブツブツ・・・」
デーモン「ユザワタイチョウ。キヲオトサナイデ。マタカイニイキマショウ」
ユザワ「ヂグジョウ・・・アレ欲シクテ何度モ・・・何度モ・・・ジュノ競売所ニ通ッタノニ・・・」
ウルフガンク「!?」

ボゥちゃんたちの介抱で目を覚ましたウルフガンクは、ビックリした勢いでユザワの横隔膜にケリをいれた!
ボゴォッ!

ユザワ「グォッ!ゲホッゲホッゲホッ」

ウルフガンクは、ユザワの張り出したアゴを鷲掴みにした

ウルフガンク「どうゆうことだ!?ぁあ〜ん!?」
ボゥ「ウルフガンクのおじちゃん。チンピラみたいだよ」

怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒!
ピエージュがタイ式トンファーを握りしめながら、ジュノ方面から鬼のような形相で走ってきた
勢い余り、ユザワを突き飛ばす!
ドゴォォォォン!

ユザワ「グォォォオオ!」
ピエージュ「ボゥちゃん!デーモン族はどこだ!?ぷっくらしてやる!!」
赤ボル「いまフッ飛ばしたやつ」
ピエージュ「ぁにぃい!?」

転がってるユザワをみつけ、ピエージュはユザワの角を掴み、ジャイアントスイング!
グルン!グルングルングルングルン!
ヒュン!
ドガーーーン!
ユザワは、岩にめり込んだ!

ユザワ「タルルルルルル・・・・・」

まだ怒りの収まらないピエージュだったが、深呼吸をし、気を静める

ピエージュ「ゼィ・・・ゼィ・・・ウルフガンク卿、遅れて申し訳ありません。ジュノ港が閉鎖になり、飛空挺が着水できず、海岸からはしけでピストン輸送してたもので・・・私だけでも、迎撃部隊に合流しておけばよかった・・・」
モンブロー「・・・え?」
ウルフガンク「いや、そんな命令はしてません・・・もしや!」

ウルフガンクは、ユザワを問い詰める

ウルフガンク「お前、どうやってジュノ競売所に入った?言え!」
ユザワ「オデ・・・言葉ワカラナーイ」
青ボル「わかってんじゃん!」

ボゥちゃんは、ユザワがもっていたバッグを開ける。すると森口博子のファースト写真集が出てきた

ユザワ「ウッ・・・ソレハ・・・ザクニ売ッテモラッタ ヒロコチャンノ写真集」
モンブロー「ほぅ、どれどれぇ。ふへぇ〜。この頃の森口博子かわいいなぁ」
ピエージュ「ほっぺがふっくらしてますねw」
ウルフガンク「当時のアイドルはかわいいんだよなぁw」
アヤメ「え?・・・」
ウルフガンク「まぁいいからいいからw」

ボゥちゃんは、写真集をユザワの目の前に突きつける

ボゥ「白状しないと・・・燃やすよ?」
ガイア「オン(火の準備は出来てるよんw)」
ユザワ「ダーーーー!貴重ナ写真集ニ何ヲ!?ソレダケハヤメテェェェェェエエエエ!!!白状スルカラーーーー!」

泣きながらシャウトするユザワ

ユザワ「モシャス、モシャスダ。」
ボゥ「モシャスって何?」
青ボル「変身魔法・・・」
赤ボル「これ一応、FFなんだけど・・・」
キャメロン「モシャスって、ドラクエに出てくる魔法なのよね・・・」
キッカ「どっちもスクエニだし、いいニャw」

ユザワはニヤリとしている

ユザワ「コレゾ我々デーモンノ誇ル魔力!闇ノ王親衛隊 御祖魔IIニ不可能ハナイ!」
赤ボル「そっちかよ!」
青ボル「御祖魔IIなんて知ってるのザクくらいだよ!二十代の若者は知らんよ!」
ウルフガンク「とにかく、ジュノにデーモンのスパイがいるのは間違いない」
モンブロー「うむ。いたずらに騒いだら逃げられ可能性もある」
ピエージュ「そうですね。スパイの特定が先決ですね」
ボゥ「みつけたらブッ飛ばすんでしょ?」
モンブロー「いや、泳がしておくんだ」
ボゥ「なんで?」
ガイア「クォ?」
ピエージュ「スパイに偽の情報を流させるんだよwボゥちゃん」
ウルフガンク「攻めると言って攻めず。攻めずと言って攻める。孫子の兵法、虚実!」

ボゥちゃんは、少しチンプンカンプンだったが、なんとなくわかった

ボゥ「なるほど・・・そのためには情報流す役目を利用するのかぁ」
ピエージュ「そうそうwさすが父上の師匠だ、のみこみが早い」
アヤメ「バストゥークの忍者部隊 日光に探らせましょう」
ウルフガンク「ああ、たのむ」

ジュノにスパイが潜入してるらしい状況。スパイをとっととみっけるんだ!

つづく
福隊長のザク 2008/01/08(Tue)08:52:51 編集
モシャスねえヽ(´▽`)/〜♪
しかし、、いろいろな種族がいるから
それに混んでるし見つけるの大変だね。。
celes 2008/01/08(Tue)19:43:45 編集
ジュノは賑やかw
捕らえたユザワとボゥちゃんがボコボコにしたデーモンを、バタリア丘陵にあるエルディーム古墳に設置された牢に閉じ込めることになった。ズゥ体のデカいデーモンを運ぶのは面倒くさかったので、ボゥちゃんがゲットしたドールで引きずって行こうってことになった。ボゥちゃんガイア、ウルフガンクの三人で連行する
ズルズルズルズルズル

ユザワ「イデデデデ」
ボコボコデーモン「オレ、ジュウショウナンデスケド」

エルディーム古墳
大昔、エルバーンが作った古墳群。詳細はよく知りませぬ。たぶん墓ってだけで作ったわけじゃないっぽく、儀式とかにも使われてた、んじゃないかなぁ〜
バタリア丘陵の、北西にある古墳。そこをデーモン、オークなどの獣人を拘束するため、監獄として改造されていた。ウルフガンクは、入り口の石でできた古代センサーに向かい、アントニオ猪木の顔マネをすると、秘密の扉が開いた
ゴゴゴゴゴゴゴ

ボゥ「う・・・」
ウルフガンク「眼紋センサーみたいなのがついてるんだ」
ボゥ「どうツッコんでいいか分からない」
ガイア「オン(ツッコミは赤ボルくんと青ボルくんの役目だからいいのw)」

ボゥちゃんはドールを操作し、二匹のデーモンを監獄に放り込んだ
ドサッ
再び扉が閉まる
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ、ゴガンッ!
石扉が閉まるのを確認し、ドールの後部ハッチを開け、ピョンと飛び降りる

ボゥ「この中、大丈夫なの?」
ウルフガンク「結界が張ってあるからね、外からのリンクシェル通信など外部情報は一切入らないから大丈夫w」
ボゥ「おおお!」
ガイア「ワン」
ボゥ「ねぇウルフガンクのおじちゃん」
ウルフガンク「ん?なんだい?」
ボゥ「リヤカーある?できれば余った馬車の荷台。みんな乗せて荷物とかも運びたいんだ」
ガイア「オン」

ウルフガンクはニヤリとしている

ウルフガンク「いいのがあるよw来て。ってゆーかドールでジュノまで乗せてってw」

ボゥちゃんは、ウルフガンクとガイアをドールの肩に乗せ、走った
ガシャッ!ガシャッ!ガシャッ!ガシャッ!

ウルフガンク「しかし、よく操縦できるねぇ」
ボゥ「うん、操作方法はモビルスーツと同じ」
ウルフガンク「マジすかっ!?」

ガシャッ!ガシャッ!ガシャッ!ガシャッ!
ジュノに近づくにつれ、潮の香りが漂う。すれ違う冒険者がドールを見てビックラこく

冒険者A「うぉっ!?ドール!?」
冒険者B「攻撃したほがいい?」
冒険者C「いや、肩にウルフガンク卿乗ってるし、いいんじゃね?」

ボゥちゃんは、ジュノのギルガメッシュが待ち伏せしてそうな勢いのビッグなブリッジの手前にドールを停止させ、三人はチョコボ厩舎へ向かう。ウルフガンクは、厩舎にいるヒゲ面で腹の出たオッサンに丁寧におじぎをする。ボゥちゃんとガイアも習い、おじぎした
このヒゲ面のオッサンはブルータス。冒険者がチョコボ騎乗免許取得に重要な人物だったりする

ブルータス「これはこれはウルフガンク卿。迎撃作戦はどうでした?」
ウルフガンク「この子のおかげで大勝利ですw」
ブルータス「ほぅ!それはそれはおめでとうございますw」
ウルフガンク「実は、例の件の」
ブルータス「あ・・・そのことでしたら・・・やはり、チョコボの戦争利用は・・・」
ウルフガンク「野生のチョコボは減少しつつあります。それは仕方ないと思っております。白紙にと考えています。ご安心くださいw」
ブルータス「おおお!それはありがたい!」
ウルフガンク「今日は、その荷台部分が欲しくて来ました」
ブルータス「そうでしたかwささ、こちらへ」

三人は、厩舎裏へ案内される。そこには従来の馬車と違い、やたらと横長な荷車があった。幅はチョコボが三羽は繋げるほど広く、二つの車輪、荷台部分と御者が座る部分が大きく分かれている

ウルフガンク「これはね、チョコボ戦車のプロトタイプなんだ」
ボゥ「チョコボ戦車!?」
ガイア「クォ!?」
ウルフガンク「うん、三羽のチョコボに引かせて一撃離脱戦法を考案したんだが、個体数が激減してるチョコボを戦争に使ったら確実に絶滅すると、チョコボブリーダーからの猛反対があってねぇ。お蔵入りとなった。して、この余った戦車をボゥちゃんに上げるw」
ボゥ「おおお!」
ガイア「ワン!」
ブルータス「よろしいんんですか!?」
ウルフガンク「ああ、他に使い道ないし」
ボゥ「ありがとーーー!」
ガイア「ワン!」
ブルータス「もともと戦闘用に拵えてありますから、丈夫ですぞw」

ウルフガンクから、チョコボ戦車の荷台をもらったボゥちゃんとガイア。これで旅は楽になるっぽい?

つづく
福隊長のザク 2008/01/09(Wed)08:38:19 編集
ドールに乗れたらいいなあ
あーチョコボ戦車もあるーいいないいなー
celes 2008/01/09(Wed)14:43:46 編集
ボゥちゃんに改造してもらおお(*^▽^)b
戦車の荷台部分をもらったボゥちゃんとガイア。ホントはボゥちゃんたちと遊びたかったウルフガンクだったが、これからアヤメ、モンブローとスパイ発見大作戦の計画を立てるため、やむなくジュノで待機。ドールのとこまで運ぶのを手伝う

ウルフガンク「ブルータスってオヤジすげ〜怪力でね。チョコボ10羽と綱引きして勝っちゃうんだぜw」
ボゥ「おおお!」
ガイア「ワン!」

ゾグッ・・・

ボゥ&ガイア&ウルフガンク「!?」

突然、背中に冷たく邪悪な視線を感じる三人。バッと振り向き身構える。そこに、鉄仮面をかぶり、鋼鉄銃士装備をした兵士が立っていた

鉄仮面「・・・ウルフガンクガココニイル・・・ト言ウコトハ、ユザワメ、シクジッタナ」
ウルフガンク「貴様、デーモン族だな?」
ボゥ「ショウタイヲアラワセ!」
ウルフガンク「ボゥちゃんまで口調あわせなくていいからw」
ガイア「オン」
鉄仮面「グググゴォォォオオオ!」

ダークエレメンタルのような黒い光が鉄仮面を包む。光が大きくなり、デーモン族に変身した!いや、どっちかっつーと変身してたのか
ザク自身、頭が混乱しそうだ。他のデーモンより、一回りデカく、手の甲部分が張り出したガントレットを装備している

デーモン「我ガ名ハ、イシカワ。魔王ゼノンノ末裔ダ」
ウルフガンク「なっ!?魔王ゼノンの!?」

ウルフガンクは驚いた!

ボゥ「なにやつなの!?」
ガイア「クォ!?」
ウルフガンク「もうすんごい大昔のガルカの神話に出てくる魔王ゼノン。ゼプウェル島を地獄の業火で焼き尽くし、砂漠化した原因をつくったデーモンだ」
ボゥ「なにぃ!?あのイシカワにそんなすごい親戚がいるのか!!」
イシカワ「親戚ジャナイ!先祖ダ!」

ツバを飛ばしながら反論するイシカワ

イシカワ「マァイイ。ウルフガンク!御命頂戴仕ル」
ボゥ「そうはさせないぞ!」
ガイア「グルルルルルルゥ」

イシカワは、ボクシングのような、いや空手のナイファンチの構えに近い構えをとる。左前半身になり、両の甲を前に突き出す。腰を沈め、左足は爪先き立ち

イシカワ「サア、カカッテコイ小童!」
ボゥ「いわれなくたってぇ!」

ボゥちゃんは、イシカワに特攻する!

モンブロー「待て!ボゥ!」

到着したモンブローの制止も聞かず、正面から槍を突き込むボゥちゃん。がっ!腕の間に槍を引っ掛けるように受けるイシカワ。流すやいなや、ボゥちゃんのミゾオチにボディーブローを放った!
ドスゥッ!

ボゥ「ぐぐぅっ・・・」
ウルフガンク「ボゥちゃん!」
ガイア「ワン!」

吹き飛ぶボゥちゃん。海に落ちそうになったところを、ガイアとウルフガンクがキャッチ
モンブローも駆けつける

モンブロー「大丈夫かっ!?ボゥ!」
ボゥ「ううぅ・・・なんだあれ・・・効いた〜」
モンブロー「あの拳法は、東斗空拳」
ボゥ「えっ!?」
ガイア「グォ!?」
ウルフガンク「東斗空拳・・・やっかいだな」

ボゥちゃんの攻撃を簡単にかわすイシカワ。謎の拳法、東斗空拳
はたしてボゥちゃんたちに勝機はあるのかっ!?

つづく
福隊長のザク 2008/01/10(Thu)10:04:29 編集
ボゥちゃんもたじたじ?
だいじょうぶ??ボゥちゃん頑張れ!!
celes 2008/01/10(Thu)16:41:58 編集
ボゥ「ち、ちょっとヤバいかな・・・」
ボゥ「東斗空拳ってなに!?」
ガイア「クォ!?」
モンブロー「私が説明するより、この方にお願いする。千葉さん!お願いします!」
千葉繁「あいよぉ〜!」

千葉さんのナレーションが始まった!

千葉繁「初期設定では互角の拳法、北斗神拳と南斗聖拳。一時代は北斗神拳をも凌駕するといわれた元斗皇拳。さらにコミックバンチで連載中の蒼天の拳では西斗月拳まで登場。っとくりゃ〜東斗なんとか拳て拳法が存在するんじゃないか?とザクが勝手に妄想した拳法。それが、東斗!空けぅぅぅうううううんんんんんんんんん!!連載当初から読んでるし、使っちゃっていいでしょ?原哲夫先生!武論尊先生!ね!?ね!?ね!?」

一同、シーーーンと静まりかえる

ボゥ「ちょっとザク!これじゃ説明になってないよ!」
ウルフガンク「これ、オレは北斗の拳のファンです!って言ってるだけじゃん!」
モンブロー「こんなナレーションさせて、千葉さんに悪いと思わないのか!?」
ガイア「ワン!(イシカワなんてガックリしちゃってんじゃん!)」
イシカワ「チャントシタ説明ヲ・・・orz」
福隊長のザク「う〜ん、仕方ない。千葉さん、こちらの原稿でお願いします」
千葉繁「あいよぉ!」

千葉さんは、快く引き受けてくれた!

千葉繁「二千年前、まさに乱世の時代。刻の皇帝を守護する絶大な力を誇った拳法。北斗宗家の拳!・・・だが、研究し尽くされ、戦場での生き場をなくしてしまい、新たに無敵の拳法の誕生を余儀なくされた・・・北斗宗家の拳を破った拳法こそ、東斗空拳!防禦を主体とし、あらゆる攻撃を防ぎ、かわし、受け流し、守りに長けた東斗空拳は、北斗宗家の拳の存在を脅かす存在として、今もなお恐れられている・・・」

パチパチパチパチパチ!
全員が、あまりのなつかしさと、すばらしい千葉さんのナレーションに感動し、拍手した!

福隊長のザク「お忙しいとこ、ありがとうございました!」
千葉繁「いえいえw」

イシカワは、なんとか立ち直り、構える

イシカワ「イカニモ、我輩の拳法ハ東斗空拳。貴様ラニ勝チ目ナド皆無!」
ボゥ「よーするに、ベァ・ナックルじーちゃんと同等の力をもってるってことか・・・」
モンブロー「な!?」
イシカワ「アノジジィ、マダ生キテルノカ」
ウルフガンク「ボゥちゃん知ってるのっ!?」
ボゥ「うん。あっちにいたとき、ベァ・ナックルじーちゃんの診療所に住んでたんだ。いわなかったっけ?」
ガイア「オン(言ったような言わないような)」
モンブロー「そうか、大老・・・お元気でらっしゃるようだな・・・」
ボゥ「てか、とーちゃんたち知ってるの!?」
ガイア「クォ!?」

モンブローは、足を肩の二倍ほど開き、足の甲は平行に立ち、腰を落とす。

モンブロー「コホォォォォォオオオオ!」

一指し指と親指を立て、息吹きとともに掌底を前方にゆっくりと突き出す

モンブロー「ボゥ。よく見ておけ」
ボゥ「うん」
ガイア「オン」
ウルフガンク「お!久々にみれるなw」
モンブロー「これが・・・」

モンブローは、気合いとともに、一気に踏み込み、イシカワのミドオチめがけ、突きを放つ!

モンブロー「ほぉあったぁぁあああ!」

ガギンッ!
イシカワは、ガントレットで受ける

モンブロー「北斗!洪家拳だ!oO(これでボゥにカッコイイとこ見せられるぜw)」
ボゥ「( ゚口゚)!」
ガイア「( ゚口゚)!」

実は、北斗洪家拳の使い手だったモンブロー。無敵の防禦を誇る東斗空拳のイシカワ。
二人の達人の勝者は!?
そしてモンブローの実力とは!?

つづく
福隊長のザク 2008/01/11(Fri)18:45:38 編集
すいません
肩の二倍でなくて、肩幅の二倍でした(ToT)
福隊長のザク 2008/01/11(Fri)18:49:01 編集
とうちゃんすごい!!
がんばるんだーー
ボゥちゃんに良いとこみせるんだー
celes 2008/01/12(Sat)04:04:09 編集
またパソコン調子悪くなってますた(ToT)
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
空気の振動が伝わってくる

モンブロー「ほぉあたぁ〜!」

ドドドッ!
イシカワに三連撃!中段ニ撃に顔面に一撃、だがイシカワはガードする。イシカワも反撃にモンブローの顔面に突きを放つ!
ボバッ!
が、モンブローは頭を少しずらし、紙一重でかわし、イシカワの右膝に斧刃脚(カカトで踏みつけるように蹴る技。痛い)!
ゴギッ!
これは入った!てか利いた!バランスを崩すイシカワ。すかさず右掛面脚(ま、上段蹴りのことでつw)を顔面を狙う!
ガキンッ!
ギリギリでイシカワは十字受けでガード。ガードしつつ、バックステップをし、威力を減殺する
モンブローは、蹴った足をゆっくりと戻し、左腕を頭部を包むようにガード、右腕を下段に構える。その構えは北斗七星そのものを象っている

モンブロー「なかなかやるな。だが、その程度の腕ではジュノの牙城を崩すことは出来んぞ!」
イシカワ「フッ・・・我輩ハ武者修行タメ、闇ノ王親衛隊 御祖魔IIニ入ッタノ身。シカシ、コノ程度ノ技デ見縊ラレテハ困ル」

イシカワは、両腕を交互に、太極拳のようにゆっくりと回す

イシカワ「我ガ東斗空拳ハ、逆境ニ耐エ、困難ニ立チ向カイ、悲シミヲ知リ、小宇宙(コスモ)ヲ燃ヤシ、地獄カラ活路ヲ見出ス拳法・・・見セテヤロウ、我ガ奥義ヲ!」

イシカワは、左半身に立ち、右拳をグッと引く

イシカワ「東斗!流星拳!」

右手のみで、流星のような素早い連撃を放った!
ドガガガガガガガガガガガガガガガ!!
幾万の流星が、モンブローを襲う
モンブローは、かわし、ガードし、かわし、ガードし、数発くらいながらも、なんとかこらえた。後方に押されるモンブロー

モンブロー「くっ、これが小宇宙(コスモ)の力か・・・ん?」

ふと、足元をみると、アジが山盛りはいったバケツがある

ボゥ「わーーーい!また釣れた〜w」
ウルフガンク「今日は入れ食いだなw」
ガイア「ワンw」
モンブロー「ぐっ・・・お前ら・・・」

ボゥちゃんたちは釣りをしていた!

つづく
福隊長のザク 2008/01/17(Thu)09:48:25 編集
無題
う・う。。とうちゃんの死闘
ボゥちゃん見てないしーー
celes 2008/01/17(Thu)17:01:09 編集
無題
きゃはは、見てくれてないー。
ボゥちゃんは完全に飽きちゃってるよー;
どうする、とうちゃん!(笑)
nao 2008/01/19(Sat)19:13:16 編集
放置ですんません(ToT)
モンブロー「お前ら何やってんだ!?」
ウルフガンク「ん?あ〜、釣り」
ボゥ「だって、つまんないんだもん」
ガイア「オン」

モンブローは、ガックリとうなだれたorz

イシカワ「マァイイジャナイカ。我ラナンゾ、任務ニ失敗シタラ頃サレルンダゾ」
モンブロー「なにぃ!?」
イシカワ「ブッチャケタ話、御祖魔IIリーダー、コグレ閣下ハ情ケ容赦ナイ。敵ニモ・・・見方ニモナ」

イシカワは、球体の爆弾を取り出した

ウルフガンク「くっ、爆弾だ!」
モンブロー「う、しかもあのマーク」
ボゥ「麦わら帽子をかぶったガイコツの絵が描かれてる!」
ガイア「ワン!(海賊王になりたいやつだな!)」
イシカワ「ベァ・ナックルノジジィガ生キテルトナラ、マダ氏ヌワケニハイカン。マタ会オウ。サラバ!」

そう言い残し、イシカワは爆弾を橋にたたきつけた!
ボガァァアアアアアアアアアアアアン!!
激しい爆音とともに、橋がフッ飛ぶ
モンブローは、とっさにボゥちゃんとガイアをかかえ、海に飛び込んだ!
ドボォーーーーーーーン!
ゴポゴポゴポゴポ・・・
海面まで行くにも、崩れた橋の破片が落ちてくる。破片が巨石となって海流を妨げ、乱流が発生した。泳ぎきれない・・・

ボゥ「ゴポッ(潮の流れがキツい!)」
ガイア「ゴポ(ちょっとヤバイかな)」
モンブロー「ゴポァッ(がんばるんだ!)」

橋が崩れきったのか、乱流がおさまり、なんとか海面まで泳いだ

ボゥ「ぷっはーーー!」
ガイア「クハァ(助かった)」
モンブロー「くっ、橋を爆破するとは・・・ん?」
ボゥ「あ」
ガイア「クォ」
モンブロー「ぐっ、貴様!」
イシカワ「ア・・・」

イシカワも溺れそうなんっていたらしく、ボゥちゃんたちが顔を出したところに、イシカワも流れついていた!

つづく
福隊長のザク 2008/01/22(Tue)11:16:08 編集
いやいや^^
ここでチャンスだ
イシカワをなかまにひきこむのだ!
celes 2008/01/22(Tue)15:18:12 編集
どうもパソコンの調子が・・・(ToT)
ボゥ「こんにゃろーーー!」
ガイア「ガゥ!」

ボゥちゃんはイシカワの角に腕ひしぎ逆十字固めをかけた。ガイアも負けじと腕にくらいつく

イシカワ「イデデデデデ、沈ム!沈ム!ヤメレェ〜」
モンブロー「こいつ、浮き輪してるぞ!」
ガイア「ワン!(しかもドラゴンボールの絵柄の使ってる!)」
イシカワ「目薬買ッタラツイテキタンダヨ!」
ボゥ「オマケかよ!」

遠くから、ボゥちゃんたちを呼ぶ声が聞こえる

モンブロー「おーーーい!ボゥちゃーーーん!ガイアちゃーーーん!モン次郎ーーー!」
ボゥ「あ!ウルフガンクのおじちゃん!」
ガイア「ワン!」
モンブロー「おおお、ウルフ。無事だったのか。って、えええええええ!?」

さっそくジュノ親衛隊を引き連れ、数隻の小船でボゥちゃんたちの捜索をはじめたウルフガンク。そりゃもう、ビックリするぐらい流血していた!それでいて、ボゥちゃんたちをみつけるなりニカッとしている

ボゥ「おじちゃん!ちぃ!ちぃ!すごいよ!ちぃ!」
ガイア「ワンワンワン!(まっかっかだよ!ヤバいよ!マジで!)」
ウルフガンク「ああ、たいしたことないよ。ほんのカスリ傷だw」
モンブロー「お前、無茶するな。帰ったらさっそく診療所で手当てだ」
ジュノ親衛隊「我々だけで探すと言ったんですが、聞かないんですよ」

小船でボゥちゃんたちを引き上げるウルフガンク。イシカワも乗せてくれ〜とたのんできたが、顔面に蹴りを入れ、乗せなかった

ウルフガンク「てめーは船でひきずってく!どーしてくれんだ!?この橋!!ぁあ〜ん!?」
ボゥ「おじちゃんチンピラw」
ガイア「オンw」
イシカワ「グゥゥゥゥ」
ウルフガンク「それにしても、みんなが無事でよかっ・・・た・・・」
バタッ!
ウルフガンクは倒れた!

ボゥ「ウルフガンクのおじちゃん!」
ガイア「ワンワンワンワンワンワンワン!」
モンブロー「ボゥ!オロナインもってるか!?」
ボゥ「アロエなら」
モンブロー「よし!」
ジュノ親衛隊「よしじゃないっスよ!アロエだけじゃダメっスよ!」

爆発時、たまたま通りかかった冒険者をかばって、吹き飛んでくる巨石を受けつづけたウルフガンク。最大で10メートルもある石の塊を一人で盾になったのだから、もうシャレになんないくらい大ダメージをくらっていた

つづく
福隊長のザク 2008/01/24(Thu)10:07:53 編集
パソコン大丈夫?(^^;
★福隊長のザクさんへ
更新は気長に、でも楽しみに待ってますので無理しないでくださいね。
celes 2008/01/24(Thu)14:03:53 編集
あい、ありがちょー(ToT)
さっそくモンブローの診療所に運ばれ、手術を受けるウルフガンク。待合室で手術の成功を祈るボゥちゃんとガイア。心配そうなボゥちゃんの顔をペロペロなめるガイア

ボゥ「ウルフガンクのおじちゃん、大丈夫かなぁ・・・」
ガイア「クゥ(ナイトはVIT高いから大丈夫だよ)」

三時間ほど待ち、ようやく手術室の扉が開いた
ガチャ

ボゥ「とーちゃん!ウルフガンクのおじちゃんは!?」
ガイア「ワン!」
モンブロー「うむ、思った通り筋肉痛だった」
ボゥ「ぇぇぇええええええ!?」
ガイア「ワン!(じゃ何で手術したの!?)」
モンブロー「う〜ん、他に悪いとこあるかもな〜なんて」
ボゥ「それで手術失敗したらシャレになんないじゃん」
モンブロー「・・・・・・」
ガイア「クォッ!?(ダメだったの!?)」
ボゥ「マジかよ!」

とーちゃんて実は、すげぇヤブなんじゃない?と疑いはじめたボゥちゃん
そこへ、サンドリアまでジュワユースを届けたジュノの戦士が入ってきた

ジュノの戦士「おおお、ボゥちゃん!ガイアちゃん!無事でよかったねw」
ボゥ「戦士のおじちゃん!」
ガイア「ワン!」
ジュノの戦士「実はイシカワがボゥちゃんたちに話たいことがあるんだって」
ボゥ「オレたちに?」
ガイア「クォ?」

二人は、ジュノの牢獄に案内される
ジュノ港より、さらに地下にある牢獄。海面ギリギリのとこに鉄格子のかかった窓があるため、波がバシャッと入ってくる。陽がささることなく、湿度も高い。中はひんやりとしていた

ジュノの戦士「サラバなどと捨てゼリフを吐いといて、すぐ現れたマヌケなデーモン族とはどんな奴かと興味はあった。パターン的に消えるよなぁ普通wそしたらナカナカの拳法使いときたもんだ。あ、ここ」

ジュノの戦士は鉄扉をコンコンとノックする

ジュノの戦士「オレだ。開けてくれ」
兵士「念のためだ。合い言葉を言え。犬が西向きゃ」
ジュノの戦士「棒に当たる」
兵士「よし!」

首をひねるボゥちゃんとガイアをよそに、扉が開いた。部屋の真ん中にある椅子に縛りつけられ、イシカワの顔に裸電球の光をあてている姿があった。ジュノの兵士に袋叩きにされたらしく、あちこち傷だらけになっていた

ジュノの戦士「特別サービスだ。つれてきてやったぞ」
イシカワ「ヲヲヲ・・・」
ボゥ「なぐりすぎじゃない?」
ジュノ兵士A「いや・・・なぐり足りないくらいだよ・・・」
ジュノ兵士B「このまま頃してしまいたいくらいだ・・・」

兵士たちは、ワナワナといなないている

ガイア「オン(気持ちはわからんでもないけど・・・オレたちの命もヤバかったし)」
ジュノの戦士「手持ちの爆弾くらいで、あれだけの橋が破壊されたとは考えにくい。他の橋も調査してみたら、100個ほどみつかった。ところが、こいつは自分が仕掛けた爆弾じゃないと言い張る」
ボゥ「よーするに、大タル爆弾を着火するのに小タル爆弾を使った・・・みたいなことか」
ジュノの戦士「それモンハンやってる人じゃないとわからないからwまあ、そんなことだ」
ガイア「オン(こいつの言ってることがホントなら、イシカワとはまた別のデーモンが潜伏してるかもしれないね)」
ジュノの戦士「なんて言ったの?」
ボゥ「別働隊がいるかもって」
ジュノの戦士「うむ、頭の回転がいいなぁw」
イシカワ「ヲヲヲ、ボゥチャン・・・ガイアチャン・・・」
ボゥ「あ、なに?」
ガイア「クォ?」
イシカワ「二人ハ東国カラ来タンダロ?我輩モ連レテッテクレ・・・」
ボゥ「やだよ」
ガイア「オン」
イシカワ「ゥェェエエエ!?」
ボゥ「当たり前じゃん!お前、何すっかわかったもんじゃないじゃん!」
ガイア「オン」
イシカワ「グゥゥゥ、仕方ナイ。ナラバ話ソウ。我輩ハ、ベァ・ナックルノジジィニ、五千円貸シテルノダ」
ボゥ「うさんくさいな〜」
ガイア「クゥ」
イシカワ「マダ返シテモラッテナイ!イヤ、ソレダケデハナイ。現在、シー・サーペント村ヲ制圧シタ闇ノ王ノ軍勢ハ」
ボゥ「なんだってーーー!?」
ガイア「グワンッ!」

ボゥちゃんとガイアは、イシカワをゆさぶった

ジュノの戦士「ちょっと!落ち着いて!大事なとこだ」
ボゥ「ぐぐぐぐ・・・」
ガイア「グルルルルルルゥ」
ジュノの戦士「さっさと話せ。私もこれ以上やさしくはしないぞ」
イシカワ「ゲホッ、ゲホッ、スマン。近隣ノ頭部バルカン村ニハ、ベァ・ナックルノジジィ」
ボゥ「ジジィ言うな!じーちゃんと言え!」
ガイア「ワン!」
イシカワ「ワカッタ・・・ベァ・ナックルノジーチャン。剣士リック。岡ッ引キノ銭形ッポイ親分。コノ三人ガイル限リ、コレ以上侵攻ハ不可能。ダガ、御祖魔IIリーダー、コグレノパワーアップガ完了シタラ、スグニデモ侵攻ヲ開始スルハズ」
ボゥ「コグレ?」
ガイア「クォ?」
イシカワ「ウム。奴ノ使ウ拳法ハ泰山流四束拳。4マンセルノ戦闘ヲ得意トスル。東斗空拳北斗洪家拳ニ、匹敵スルホドノ拳法。ラーメン大王ノ秘薬デ、カナリノパワーアップヲスルト思ワレル。奴ハ、ズヴァール城ニイル。奴ヲ倒セ!サモナクバ、ヴァナ・ディールハ・・・ガクッ」

イシカワは、気を失った

ボゥ「他には!?他のメンバーは!?」
ガイア「オン(ダメだ、完全に寝ちゃってる)」

ウルフガンクの容態も気になるが、御祖魔IIリーダーのコグレも気になる・・・
泰山流四束拳の使い手コグレ。その実力とは!?
つーかキャメロンたち雪国で待ってるぞ!

ボゥ「そうだった!」
ガイア「ワン!」

つづく
福隊長のザク 2008/01/25(Fri)12:06:39 編集
ボゥちゃん!
とうちゃんは、他にも類を見ないほどに「やぶ」だよ(/。\)
celes 2008/01/25(Fri)14:14:54 編集
筋肉痛の手術って・・・・
昔、コグレさんは「なんで化粧してるの?」と訊かれて
「化粧ではない!これは鱗粉だ。」って答えてたけど、
このイシカワも、顔に鱗粉ついてるのかなあ?(笑)
nao 2008/01/25(Fri)16:11:54 編集
海の中入ってとれちゃったのかも(///▽///)
上層の橋へ向かうボゥちゃんとガイア。爆発で、ほぼ全壊した橋の修復工事がすでに始まっていた

現場監督「足元よし!」
作業員たち「足元よし!」
現場監督「足元よし!」
作業員たち「足元よし!」
現場監督「ゼロ災事項よし!」
作業員たち「ゼロ災事項よし!」

監督のシャウトを復唱する作業員たち

ボゥ「おおお!気合入ってる!」
ガイア「ワン!」
・・・「KY活動って言うんだ」
ボゥ「およ?」
ガイア「クォ?」

金髪を肩まで伸ばし、黒い眼帯で左目を隠したヒュームの少年が説明した

ボゥ「空気読め活動?」
ガイア「オン」
・・・「違うよぉ、危険予知の略さ」
ボゥ「ふ〜ん」
ガイア「ワン!」
・・・「ここは通行止めになるから、通っちゃダメだよ」
ボゥ「でも、この先にオレのドールがあるんだ」
ガイア「オン」
・・・「あれ君が乗ってきたのかぁ!器用だなぁ。ガルカ一人分のスペースは残ってるから通れないことはないけど・・・」
ボゥ「じゃ、隠密同心の人たち困るね」
・・・「なんで?」
ガイア「クォ?」
ボゥ「ほら、横一列で歩くじゃん」
・・・「うん・・・確かに・・・」
ガイア「オン(無理やりドアも横一列で入るしねぇ)」
ボゥ「つっかえちゃったりしてねw」
・・・「ぷw そうそう、釣竿ひろったんだ。誰のか分かる?」
ボゥ「あっ!それオレの!」

さっきの爆発のとき、落としたものだった

・・・「はい、これ」
ボゥ「ありがとぉw」
ガイア「ワン!」
・・・「君たち釣り好きなの?」
ボゥ「うん!面白いよw」
ガイア「ワンw」
・・・「よかったら、僕にも教えてもらえないかなぁ?」
ボゥ「いいよw」
ガイア「ワンw」
・・・「あ、ありがとぉw 僕はエルドナーシュ」
ボゥ「オレはボゥちゃん。ボゥと呼んでw こっちはコリー犬の雑種のガイア」
ガイア「ワンw(よろすくw)」
ボゥ「釣竿もってる?」
エルドナーシュ「あ、競売所で買ってくる」
ボゥ「もったいないよ。オレ作ってあげるよw」

ボゥちゃんは、工事現場に落ちてる木材をみつけた

ボゥ「おっちゃん!この木もらっていい?」
作業員「うん、いいよw」
ボゥ「ありがとー!」

ボゥちゃんは、愛用の肥後守(小型の折りたたみナイフ。安くて丈夫でザクも愛用の一品w)で木材を削りだし、釣竿を作った

ボゥ「はい、テグスと釣り針とエサは上げるw」
エルドナーシュ「ありがとぉw」
ボゥ「釣り糸たらして、エサに食いついたら、魚が逃げる逆の方向に竿を倒すんだ」
エルドナーシュ「うん・・・やってみる!」

魚釣りを始める三人。さっそくエルドナーシュの竿に魚がかかった!
バシャバシャバシャバシャ!

ボゥ「竿を反対に!」
エルドナーシュ「うん!」
ガイア「ワン!(がんばれぇ!)」

バシャバシャバシャバシャ、パシャン!
エルドナーシュは、ブラックソールを釣り上げた!

ボゥ「おおお!」
ガイア「ワン!(やったじゃん!ブラックソールおいしいよw)」
エルドナーシュ「ホント!?帰ったらみんなで食べようw」
ボゥ「どんどん釣ってみよう!w」
ガイア「ワン!」
エルドナーシュ「うん!」

三人は、夢中になって釣りに没頭しまくった
現場監督から奪取した五個のバケツに魚がいっぱいになる頃には、陽も暮れかけてた

エルドナーシュ「ごめん・・・そろそろ帰らないと・・・」
ボゥ「あっ!オレたちもザルカバード行くんだったw」
ガイア「オンw(すっかり忘れてたw)」
エルドナーシュ「ザルカバード!?」
ボゥ「うん、サンドリアの騎士さんたちが行方不明になってるから探すのと、御祖魔IIブッ飛ばしに行くのw」
エルドナーシュ「そうだったのかぁ・・・引きとめてゴメン・・・」
ボゥ「ううん、面白かったから全然w」
ガイア「ワンw」
エルドナーシュ「ありがとぉw そうだ!これあげる」

エルドナーシュは、小さなクリスタルを差し出した

ボゥ「これな〜に?」
ガイア「クォ?」
エルドナーシュ「僕んちに伝わるお守り。困ったとき、このクリスタルに助けてって念じるんだ」
ボゥ「そんな大切なの受け取れないよぅ」
ガイア「オン」
エルドナーシュ「まだ沢山あるからいいよwきっとボゥちゃんとガイアちゃんの助けになるから」
ボゥ「ありがとー!じゃ肌身離さず持ってる!」
ガイア「ワン!」
エルドナーシュ「それと、ボゥちゃんガイアちゃん」
ボゥ「な〜に?」
ガイア「クォ?」
エルドナーシュ「また遊ぼうね!w」
ボゥ「もちろん!w」
ガイア「ワン!w」

エルドナーシュと友達になったボゥちゃんとガイア
これ以来、ときどきジュノで釣りをするエルドナーシュを見かけるとか見かけないとかw

つづく
福隊長のザク 2008/01/27(Sun)10:41:40 編集
本当に釣りが好きなんだねー
さあ、ボゥちゃんとガイアざるかにいくのだ!
celes 2008/01/27(Sun)15:24:58 編集
ぬお
初心者のくせにソール釣り上げたああ!
私もボゥちゃんに弟子入りしたい。。
nao 2008/01/29(Tue)02:04:01 編集
ちなみにオイラ、ヴァナでは釣りやったことない(///▽///)
ボゥ「しまった!」
ガイア「クォ?(どしたの?)」
ボゥ「荷台・・・」
ガイア「オン(あの爆発じゃ仕方ないね・・・とにかくみんなのとこ行こう)」
ボゥ「うん」

乗ってきたドールのとこへ急ぐボゥちゃんとガイア。しかし、チョコボ戦車はドールのそばに置いてあった

ボゥ「よかったーーー!」
ガイア「ワン!(ウルフガンクのおっちゃん探しといてくれたんかなw)」

コクピットにガイアも乗せ、ドールを機動するボゥちゃん

ボゥ「こいつ・・・動くぞ」
ガイア「オン(そりゃ動くっしょ)」
ボゥ「某ニュータイプのマネw」

もともとヒューム用に作られたコクピットだが、タルタルの装備がガルカも着れるように、なんとなくオッケーなノリで操縦するボゥちゃん。荷台を引き、バタリア丘陵を走らせた

ガシャッ!ガシャッ!ガシャッ!ガシャッ!

ボゥ「これ武器ないのかな〜」
ガイア「オン(どだろ。つーかヘルメットあるから被ってみ)」
ボゥ「うん」

ボゥちゃんは、いったんドールを止め、ゴーグルのついたヘルメットを被ってみた。マイクもついている

ボゥ「え〜っと、武器は」

ピコーーーン!
マイクにボゥちゃんの声を認識したようで、モニターに武器が表示された

ボゥ「けっこー重装備みたいだ」
ガイア「ビームとかもついてんじゃない?」
ボゥ「うん、試しにこれ使ってみる」
ガイア「ワン!(いけいけ〜!)」

ボゥちゃんは、モニターに表示された頭部レーザー部分ををふれる。するとターゲットサイトが現れた。画面の下にスーパー字幕が出る

ボゥ「獲物をサイトの真ん中に合わせて右グリップのボタンを押せ!このやろう!だって」
ガイア「クォ(クチの悪いコンピューターだなぁw)」
ボゥ「あの墓石撃ってみるね」
ガイア「クォ(バチ当たりなことすんなよ!)」
ボゥ「じゃ、あの岩」
ガイア「ワン!(いけーーー!)」

ボゥちゃんは、右グリップのボタンを押す
ポチッ
ガヒュュュュュゥゥゥゥウウウウウウン!
もの凄いうなり音とともに、ビームが発射された!
ボゴォーーーン!
洞窟が出来てしまった!

ボゥ「おおお!」
ガイア「ワン!(すごい威力だ!)」

バタリア丘陵北東にある横穴。なんのクエストやミッションで行くこともない横穴・・・この穴を開けたのはボゥちゃんだとは誰も知らない・・・

つづく
福隊長のザク 2008/01/29(Tue)07:52:56 編集
ミスりますた
一箇所ガイアが普通にしゃべってしまいますた(ToT)
福隊長のザク 2008/01/29(Tue)07:57:27 編集
乗り物もあるし
これで、すこしは向かうのがらくだね^^
celes 2008/01/29(Tue)15:43:26 編集
乗り物ってゆーより兵器だね(^^*
〜ジュノ最下層牢獄〜
椅子にロープで縛りつけられ、囚われの身のイシカワ。コグレ閣下の刺客が先か、ジュノでの氏刑が先か、どちらにしろ処刑が決まった運命を待つイシカワは、最早絶望先生並みに絶望していた
が・・・
波しぶきが飛ぶ鉄格子の窓から、一匹のタコがニュルニュルと入ってくる
ボテッ
床に落ち、イシカワの前まで来ると、ギューーーンと黒い光がタコを包む
光が消えると、ラグモント峠魔導扉で戦ったデーモン族のタカムラが現れた

タカムラ「オイ、生キテルカ?」
イシカワ「・・・ギリギリデナ・・・」

タカムラは、防水バックからタバコを取り出し、イシカワにくわえさせ、火をつける

イシカワ「フゥーーー、エクアドル産カ・・・マズイナ」
タカムラ「ルセー、贅沢言ウナ」

タカムラも、自分のぶんのタバコをつける

イシカワ「貴様ガ執行人カ?」
タカムラ「地獄ノ掟、敗北者ハ氏ネ。執行人ガ来ルノハ時間ノ問題ダロウ」
イシカワ「ソウカ・・・」

タカムラは、プハーとため息でタバコを吸う

タカムラ「我輩ノ手下、身内、手下ノ家族モ、全テ処刑サレタ・・・」
イシカワ「ナッ!?デハ、オ前ノ彼女、ジェニファーモカ!?」

タカムラは、鉄格子の窓から見える月を眺めながら、タバコを深く吸った

イシカワ「ソウカ・・・我輩ノ娘モ今頃・・・」
タカムラ「安心シロ。貴様ノ家族ハ東国ダロ。マダ東国ニハ伝ワッテナイ」
イシカワ「・・・」
タカムラ「貴様ガ東国遠征ニ参加出来ナカッタ理由ガソレダ」
イシカワ「テコトハ、我輩ガ、ベァ・ナックルノオ爺チャンニ命ヲ救ワレタコトヲ知ッテイタノカ。コグレ閣下ハ」
タカムラ「アア、ソノ通リダ」
イシカワ「20年前、クリスタル戦争ニ敗北シタ我ラハ、一党トトモニ東国ヘ逃レタ。ダガ、中ノ国ノ間者ニ捕エラレ、磔ニサレ、火アブリノ刑ニサレル寸前、オ爺チャンニ助ケラレタ・・・」
タカムラ「ソコマデハ知ッテル。貴様ガ何故、東斗空拳ヲ学ベタノカハ知ラン」
イシカワ「アノ頃ノ我輩ハ、グレテテナ・・・更正ノタメ、東斗門ニ入門サセラレタ」
タカムラ「アア、ヒドイグレップリトハ聞イタコトガアル」
イシカワ「オ爺チャンニハ恩ガアル。願ワクバ、オ爺チャンニ関リノアル、ボゥチャンノ手助ケガシタイ」
タカムラ「ソレナンダガ、イシカワヨ。我輩ト手ヲ組マンカ?」
イシカワ「ホゥ、プライドノ高イ貴様ガ手打チヲ持チカケルトハ」
タカムラ「サスガニ一人デ立チ向カウホド、バカタレデハナイ。貴様ハ武術ダケナラ、コグレ閣下ヲ凌グ。貴様ガイレバ、皆ノ仇ガトレル・・・」
イシカワ「ダガ、コグレノ魔力ハ底ナシダ。ソレニ、ラーメン大王ノ秘薬ガ完成スレバ、我輩トテ、サシデハ勝テナイダロウ」

タカムラは、短くなったタバコを踏み消す

タカムラ「ダラカダ。コウシテ貴様ノトコニ来タワケダ」
イシカワ「・・・イイダロウ。タダシ条件ガアル」
タカムラ「ナンダ?」
イシカワ「ボゥチャンタチニハ手ヲ出スナ」
タカムラ「貴奴ラハ、我々ヲ信用スルコトハ出来マイ。ミツケ次第、戦闘ニナルダロウ。貴奴ラニ見ツカラナイヨウニセネバナ」

イシカワはニヤリとしている
タカムラはニヤリとしてみせた
が、突然!
ガチャ・・・
鋼鉄の扉が開く。そこに左目を黒いアイパッチで隠したヒュームの少年が入ってきた

イシカワ「貴様ハ」
タカムラ「エルドナーシュ・・・」

エルドナーシュは、二人のデーモンを氷のような冷たい視線でみつめる

エルドナーシュ「ボゥちゃんたちに敵対するようなら、ここで八つ裂きにしていた」
イシカワ「オッ!?テコトハ」

エルドナーシュは踵を返しドアに向かう

エルドナーシュ「好きにしろ。ただし!」

エルドナーシュは眼帯を外し、光り輝く左目で、ガン飛ばす!
ギロリッ!

エルドナーシュ「ボゥちゃんたちを傷つけるようなら・・・頃す!」
イシカワ&タカムラ「!?」

そう言い残し、牢から出て行った

イシカワ「・・・チット、ビビッタ」
タカムラ「ウム、計リ知レナイ強サダッタ。好意デ見逃シテクレタノダ。トットト脱出スルゾ」
イシカワ「待テ」
タカムラ「ナンダ?」
イシカワ「縄ヲホドイテクレ」

タカムラは、イシカワの縄を大剣で切り、モシャスを実行するためフリつきで詠唱を始めた

イシカワ&タカムラ「チョイトヘンテコダヨ呪文サ、君ニ教エテアゲル〜ヨ〜♪」
  (中略)
イシカワ&タカムラ「ネガーイーゴートーカーナーウーカーナーーーーーーー♪ジャンジャガジャン!」

詠唱が終わると、二人の体に黒い光が包み、タコに変身した

タカムラ「行ゾ」
イシカワ「応!」

二匹のタコは壁をよじ登り、鉄格子から海へ脱出した!

タカムラ「スミハコウヤッテ吐クンダ。プシューーー」
イシカワ「ホゥホゥ。ドレ、我輩モ。プシューーー」

大海原を突き進む二匹のタコ。こいつらに勝ち目はあるのか!?

タカムラ「oO(ジェニファー・・・ミンナ・・・待ッテロ、必ズ仇ヲトッテヤル!)」
イシカワ「oO(オ爺チャン、早ク会イタイナ・・・)」

つづく
福隊長のザク 2008/01/30(Wed)09:54:01 編集
無題
ヘンテコダンス素敵〜♪ プシューーー
nao 2008/01/30(Wed)15:13:17 編集
おおー
美味しそうなおおタコだ(ノ^∇^)/(そういう私はすし屋の娘)
celes 2008/01/30(Wed)19:27:18 編集
イシカワ「タカムラハウマイガ、我輩ハマズイゾ!ウンウン。プシューーー」
ガシャッ!ガシャッ!ガシャッ!ガシャッ!
バタリア丘陵をドールで疾走するボゥちゃんとガイア。北部のボスティン氷河に通じる洞窟には、通常では上ることは出来ない段差がある。が、高い機動力を持つドールならピョンとジャンプするだけで越えられた
狭い洞窟をくぐり、ボスティン氷河に入る

ボゥ「すっかり暗くなっちゃったなぁ」
ガイア「オン(密度の高い一日だったねw)」
ボゥ「うんw」
ガイア「オン(急いでみんなのとこへ行こう)」
ボゥ「え〜っと、どこだっけ?」
ガイア「ワン(オレも覚えてない)」
ボゥ「レーダーか何かないかなぁ」
ガイア「ワン(そこまでハイテクじゃないべ)」

ピコーーーン
全面モニターの左下に、ボスティン氷河の地図が表示された

ボゥ「出たね、レーダー」
ガイア「オン(うひゃ)」
ボゥ「みんなのいるとこわかる?」

ボゥちゃんはドールに問いかける
すると、画面下にスーパー字幕が流れる

字幕「知らねぇよ そんな奴ら てか誰?」
ボゥ「誰って言われてもなぁ」
ガイア「オン(仲間としか言いようがないけど)」
字幕「仲間って言わねぇとわかんねぇだろ!」

ピコーーーン
キャメロンたちがいると思われる座標にマーキングがされた

ボゥ「ああ!ここだここだ!思い出した!」
ガイア「ワン(サンドリアからボスティン氷河に入って一個目の塔だったね)」
ボゥ「ありがとう!」
字幕「てへへ♪」

再びドールを走らせる
ガシャッ!ガシャッ!ガシャッ!ガシャッ!
間違えてフェ・イン(古代ジラート人の遺跡)に行っちゃったりしながら、なんとか合流できた

キャメロン「二人ともお疲れ様w」
キッカ「おかえりニャ!」
赤ボル「てっきり事件に巻き込まれたのかと思ったよ」
ボゥ「うん、巻き込まれた」
ガイア「オン」
青ボル「やっぱりかーーー!」

ボゥちゃんは、ことの一部始終を話して聞かせた

キッカ「まったくひどい奴ニャ!」
キャメロン「そぉねぇ、橋を破壊するなんて」
キッカ「せっかくのお魚が台無しニャ!」
赤ボル「いやそうじゃなくて」
青ボル「とにかく無事でよかったよ。お疲れさん」
赤ボル「ボゥちゃんとガイアちゃんが無事で帰ってきたことだし、さっそく夕食にしよう」

一行は気がついていない。半分はエルドナーシュと釣りをしていたことをw

つづく
福隊長のザク 2008/01/31(Thu)10:11:14 編集
あ(/。\)
>半分はエルドナーシュと釣りをしていたこ>とをw
私も忘れていた。。ぼそ
celes 2008/01/31(Thu)17:00:52 編集
久ぶり書き込み〜
ジュノに行ったのは一日だけなのに、なぜか何日もかかったような旅?をしてきたボゥちゃんとガイア。一行と合流し、前日野宿した塔で、また野宿することになった
昨日は、あまりにも無防備に全員寝てしまい、御祖魔IIのこともあり、交代で見張りをすることになった
今はボゥちゃんとガイアの番。跪くようにしゃがむドールの右肩にボゥちゃん、左肩にガイアが乗り、澄んだ夜空をボーッと眺める

ボゥ「あ、月の色が変った」
ガイア「オン(光曜日か〜)」
ボゥ「空気がカラッとしてて、いい気分だ」
ガイア「オン(そうだね)」

塔の入り口に、暖気を逃がさないように、戸がわりに張った布が開く

キッカ「交代ニャ」
キャメロン「お疲れさま。休んで」
ボゥ「ありがとー」
ガイア「ワン」

ボゥちゃんとガイアは、ドールの肩からピョンと飛び降りる
ふとキッカは、ドールの頭部側面に青紫色の花をみつける

キッカ「ニャ?スズランが飾ってあるニャ。どうしたニャ?」
キャメロン「あらホント。きれいねぇw」
ボゥ「あ〜それね。間違ってフェ・インに行ったときみつけたんだ。スノーベルって言うんだって。ドールが教えてくれたんだw」
ガイア「ワン!」
キッカ「ドールがかニャ!?」
キャメロン「しゃべれるの?」
ボゥ「モニターに映る文字だけだけどね。でもクチ悪いんだw」
ガイア「クゥw」
キッカ「へぇ〜。ドールって意思もってるのか。知らなかったニャ」
キャメロン「そぉねぇ、古代人の技術ってすごいわねぇw」
ボゥ「武器だってたくさんあるんだw」
ガイア「ワン!」
キャメロン「まぁ!ドールちゃん。頼りにしてるわよw」

ドールは、後頭部をなでている

キッカ「照れてるニャw」
キャメロン「あらw」


最後の見張りをした赤ボルと青ボルが、そのまま朝食の準備をする。ドラギーユ城では、ほとんどパン食だったからか、それに慣れてしまったせいか、サンドリア小麦をねり、アンアンパンを焼く。冷めると固くなるが、焼きたてはふんわりして、やわらかい

ボゥ「おはよー」
ガイア「ワン」
青ボル「おはよー。パン焼けたからキッカちゃんとキャメロンさん起こしてきて」
ボゥ「あい」
ガイア「ワン」

朝食をとりながら、ガイアが何かを思い出す

ガイア「オン(ねぇボゥちゃん)」
ボゥ「ん?な〜に?」
ガイア「オン(ドールに名前つけてあげようよw)」
ボゥ「いいねぇwそれ!」
キャメロン「どしたの?w」
ボゥ「ドールに名前つけてあげようってw」
ガイア「ワン!」
赤ボル「ドールは総称だもんねw」
青ボル「お、ドールがこっち向いてるw」

ドールは、ボゥちゃんたちをマジマジとみているようだ

ボゥ「そうだなぁ・・・ババコンガはどぉ?」
キッカ「あ、そっぽ向いたニャ」
ボゥ「じゃ、ドスファンゴ!」
キャメロン「遠くみつめちゃった」
ボゥ「なら、曲げわっぱ!」

ガゴンッ!

赤ボル「岩けっとばしてる!」
青ボル「なんだい!?曲げわっぱって!」
ボゥ「仕方ない、ラグナロク!」

ドールは、両手をあげ、ピョンピョン跳ねた!

ガイア「ワン(気にいったみたいだねw)」
ボゥ「しまった!」
キャメロン「なに?」
ボゥ「もっと笑えるの考えてたのに・・・」

ズドンッ!
ドールは思いっきり倒れた!
久しぶりにのんびりできた一夜。まあドールの名前もつけたし、早いとこ御祖魔IIを倒せ!ヴァナ・ディールの危機かもしんないんだぞ!!

つづく
福隊長のザク 2008/02/04(Mon)13:01:36 編集
曲げわっぱ!(ノ^∇^)/
ババコンガに1票って
もうきまったか(笑)
celes 2008/02/04(Mon)19:03:55 編集
ラグナロクに決定(*^▽^)b
朝食を済ませ、ウルフガンクにもらった荷台後部に荷物を乗せる一行。ラグナロクのコクピットにボゥちゃんとガイアが、他のメンバーは荷台にそれぞれ乗り込み、いざザルカバードを目指す

キッカ「へんだニャ」
赤ボル「どしたの?」
キッカ「いつもならアーリマンがうろついてるのに、いないニャ」
キャメロン「警戒してるのかしら」
青ボル「うん、可能性はあるね。それとも戦力を集中させてるのかも」
キャメロン「きゃっ!あのフワフワしてるのなに!?」
キッカ「オバケニャ」
赤ボル「朝っぱらから?」
キッカ「24時間いるニャ」
青ボル「ホントにオバケなの?」
キッカ「そのへんは聞かないでほしいニャ」
キャメロン「あ、吹雪いてきた」

ちらつく程度の雪が、だんだん吹雪きに変り、視界が悪くなってきた

青ボル「前が見えなくなってきたぞ」
キッカ「風音がうるさくなってきたニャ。気配がわかりにくくなってきたニャ」
赤ボル「ボゥちゃん。ラグナロクから見える?」
ボゥ「うん。赤外線カメラに切り替えてるから大丈夫」
ガイア「ワン」
青ボル「高度すぎるよ!テクノロジーとかが!」

ピーーー
コクピットから機械音が鳴り、画面にスーパー字幕が流れた

字幕「もうすぐザルカバードだ。このやろう!」
ボゥ「もうすぐザルカバードだ、このやろうだって」
キャメロン「はーい」

ラグナロクのおかげで、難なくボスティン氷河を通過できた
ボスティン氷河がザルカバードにエリアチェンジしてすぐ、ちょっとした広場にはいる
するとラグナロクが突然足を止める

ボゥ「どしたの?」
ガイア「クォ?」
字幕「囲まれてる。戦うか?」
ボゥ「囲まれてるって」
赤ボル「マジか!?」
キッカ「どこにもいないニャ!」
ボゥ「どこにいるかわかる?」
字幕「ガケの上と雪の中。お前ら下がってろ。ワシがやる」
ボゥ「ガケの上と雪の中だって」
キャメロン「えっ!?」
ボゥ「ラグナロクが倒してくれるって」
青ボル「おおお!」

・・・「ハァーーーッハッハッハァッ!」

どこからか、笑い声がこだまする

ボゥ「なんかいるね」
ガイア「オン」
ボゥ「シカトしよっか?」
赤ボル「そーもいかないっしょw」

ガケの上から人影が立ち上がる。デーモン族だ

・・・「我輩ノ名ハ、シミズ!御祖・・・」

バキューーーン!
ラグナロクがビーム砲で狙撃した!

シミズ「グォォォオオオオ」

ボスンッ!
シミズはガケ下の雪の中に墜落した!
が、なかなかタフらしく、なんとか立ち上がる

シミズ「ググゥ・・・ヤリヤガッタナァ!イデヨ!ボーン・トュビー・ワイルド!」

バサッ!バサバサバサッ!
雪の中からガイコツが現れた!

キャメロン「きゃーーー!」
赤ボル「100体はいるな」
青ボル「氏者を操るのか。まるで海賊だな」
キッカ「ボーン違いニャ!」

シミズはニヤリとしている

シミズ「フッフッフッ。奴ラノ術ト一緒ニスルナ」

字幕「ちょろいな。さっさとかたずけるぞ」
ボゥ「ラグナロクやる気まるだし!」
ガイア「ワン!」

いきなり囲まれたボゥちゃん一行。はたしてラグナロクの実力とは!?

つづく
福隊長のザク 2008/02/05(Tue)13:49:56 編集
ラグナロクたよれるわね
ただ、ガイコツ多いみたいだし大丈夫??(^^;
celes 2008/02/06(Wed)01:21:47 編集
ラグナロクがんばれー
ずいぶんとカッコイイ名前になったねー。
なった、というか、自分で選んだのか。(笑)
nao 2008/02/06(Wed)16:09:19 編集
もう少々お待ちを(ToT)
10分以上ネットに繋ぐと読み込みしなくなりまする(ToT)
書けない分、ネタは作っときますんで
(;´д⊂)えぐっえぐっ
福隊長のザク 2008/02/14(Thu)20:16:47 編集
あい
★福隊長のザクさんへ
無理しないでくださいね。かけるときで^^
celes 2008/02/15(Fri)14:11:53 編集
なんとか復活!
青ボル「とりあえずさ、降りない?」
キャメロン「そね」

四人は荷台に乗ったままだった。ひとまず降りてザルカ入り口まで荷台を移動させる。何体かの骨が追ってきたもんで、赤ボルと青ボルが応戦。タイ式トンファーとゴールデンダックは打撃武器。ガイコツなど敵ではなかった
ボギッ!ゴギッ!ゴガンッ!

字幕「いいか?ワシの動きとシンクロしてレバーやらペダルが勝手に動く。その動きを覚えろ。このやろう!」
ボゥ「あい」

ラグナロクは、背中のショルダーに収められている二本の懐中電灯のような物を取り出す

ボゥ「なにこれ?」
ガイア「クゥ」
字幕「黙ってみてれ」

懐中電灯の先端から、ビュィーンとビーム状の剣が伸びてきた!

ボゥ「なんだこれ!?」
ガイア「クォ!?」
字幕「ビームサーベルだ」
ボゥ「なんだかわかんないけど、すげー!」
ガイア「ワン!」

ラグナロクは、ニ天一流 重機の構えをとり、そのままガイコツの群れに特攻した!
ドドドドドド!

シミズ「フッ、剣聖ノ技ダナ。ガイコツドモ!カカレェーーー!」
ガイコツたち「カカカカカカカカ!」

二刀を極めたニ天一流の前には、ガイコツたちに勝ち目など皆無だった
ズバッ!ズバッ!ズバッ!ズバババババンッ!
ひと振りで10体も斬りつけ、ものの数秒で100体ほどのガイコツは全滅した!

シミズ「ググッ・・・ナンダ、アノドールハ・・・サテハ、リミッター解除シテルナ!?」

ラグナロクの足元には、バラバラになったガイコツの山が築かれた!

赤ボル「つえ〜!」
キャメロン「私、もう出番ないかも・・・」
青ボル「オレもないな・・・」
キッカ「ドールって、あんなに強かったのかニャ!」

あせりからか、歯軋りをするシミズ

シミズ「チッ!ガイコツ軍団の恐ロシサハ、コレカラダ!ユウテイミヤオウキムコウホリイ・・・」

シミズが、氏者復活の呪文を唱えはじめた。が・・・
ボゥちゃんとガイアは、ラグナロクからピョンと飛び降り、バラバラになったガイコツ軍団に合掌し、頭をたれた。ガイアは掌を合わせるというより、肉球を合わせる

赤ボル「・・・はっ!」
青ボル「ボゥちゃん・・・」
キャメロン「私たちも」

東国から来た三人も合掌をする

キッカ「それ何ニャ?なにかのおまじないかニャ?」
ボゥ「これはね、東国のお祈り。亡くなった人に手を合わせながら、こう、お祈りするんだ。やすらかにお眠り下さい。オレたちもみなさんがいる天国へ行けるように努力します。どうか天国でまってて下さい、って」
キッカ「そうなのかニャ。アタイもお祈りするニャ!」

キッカも合掌する。それを見ていたラグナロクも合掌した

シミズ「キッ・・・貴様ラ・・・」

うろたえたシミズは、すでに呪文の詠唱をやめていた
ボゥちゃん一行は、シミズにかまうことなくチョコボ戦車をラグナロクが牽き、ズヴァール城を目指す
シミズのシャウトだけが、むなしくこだました

シミズ「我輩ハ・・・我輩ハ間違ッテイタノカ!?」

つづく
福隊長のザク 2008/02/23(Sat)09:42:21 編集
ラグナロクすごーい
ボゥちゃんたちつよーいヽ(´▽`)/〜♪
celes 2008/02/23(Sat)15:16:23 編集
歴代FFで言えば飛空挺のポジションでつな(^^*ラグナロク
キッカ「さ〜むい〜ニャ〜こ〜わい〜ニャ♪」

キッカの音程のズレまくった歌を聴きながら、ズヴァール城を目指すボゥちゃん一行
デーモン族を殴りながら進んでいると、ラグナロクが足を止める

ボゥ「どしたの?」
字幕「J-6に生命反応がある。テメーらが探してる連中じゃね〜の?」
青ボル「どしたの?何がいたの?」
ボゥ「うん、北東に生命反応があるって。サンドリアの騎士たちかも」
赤ボル「行ってみよう」
キャメロン「ええ」
キッカ「そこに悪名高いモンスターいるかもニャ」
赤ボル「悪名高い?」
キッカ「そうニャ。ちょっぴり強いのがいるかもニャ」
ガイア「オン(急いだほうがいいかも)」
ボゥ「うん」

一行は、地図の示すJ-6地点に向かった。ラグナロクを走らせる
ガシャッ!ガシャッ!ガシャッ!ガシャッ!

字幕「この中だ。ワシは狭くて入れん」
ボゥ「この中だって」

ラグナロクが案内した場所には、せまい横穴があった。ボゥちゃんとガイアは、ラグナロクの後部ハッチを開け、ピョンと飛び降りる

ボゥ「見てくるね」
ガイア「ワン!」
青ボル「いやみんなで行こうよw」

一行は、横穴の探索を始める。すると、奥から怒号が聞こえてきた!

ボゥ「急ごう!」
ガイア「ワン!」

奥まで来ると、シャウトの主がいた
奥では黄色い毛並みに黒い斑点。豹のような獣クァールと、六人のエルバーンの騎士たちが戦っていた!

クァール「キシャァァァアアア!」
エル騎士A「ひるむな!目を見るなよ!目は!石化されるぞ!」
エル騎士B「う・・・もうMPがない・・・」
エル騎士C「ここまでか・・・」

半ば諦めかけている騎士の隙間から、タルタルの少年とコリー犬が飛び出す!

ボゥ「はぎゃっ!」
ガイア「グァンッ!」

ボゥちゃんは、横薙ぎにクァールの右側頭部をバギッ!っと払いバランスを崩させ、ガイアが喉にくらいつき一本背負いのように投げ、岩壁にたたきつけた!
バグォォォオオオオオオン!

クァール「ギャャャァァァァァァァアアアアア!」

悲鳴を上げるクァール。後から来た赤ボルと青ボルがクァールを押さえつけ、ロープで縛り上げた

エル騎士A「きっ、君はボゥちゃん!」
エル騎士B「助けに来てくれたのかぁ・・・」
エル騎士C「たっ、助かったぁ・・・」

安堵にひたるエル騎士たち。その場でへたり込んでしまった

ボゥ「よかった・・・みなさん、オレたちの変りに調査に行ってくれて・・・えぐっ・・・このまま氏んじゃったら・・・えぐっ・・・」

泣き出すボゥちゃんのホッペを、ガイアがペロペロなめる

エル騎士D「泣かないでボゥちゃん。我らが不甲斐ないばっかりに、みんなに迷惑をかけてしまった」
エル騎士E「そうだな。我らがもっと強くあれば・・・」
エル騎士F「ボゥちゃんたちが来てくれなければ、我らはクァールに敗れてただろう・・・来てくれてホントにありがとう!」

エル騎士Fがボゥちゃんの頭をナデナデする

赤ボル「お腹すいたでしょう。食事の用意しますねw」
キャメロン「キッカちゃん。食事が出来る前にみなさんの傷の手当てしましょ」
キッカ「わかったニャ!」

サンドリア騎士団ザルカバード調査隊を発見したボゥちゃん一行。ラグナロクのおかげだぞ!マジで!

ボゥ「あんがとねw」
ガイア「ワン!」
字幕「照れてねぇぞぉ〜このやろ〜お」

つづく
福隊長のザク 2008/02/26(Tue)18:38:46 編集
って
てれちゃってー
\(^^ )このこの〜ぉ〜ツンツン(つつく)
celes 2008/02/27(Wed)04:22:19 編集
字幕「てへへ♪」
〜バタリア丘陵〜
古代エルバーン族が建造した古墳群が点在する、カラッと乾燥した空気の土地
この地を殺気まるだしで、ゆっくりと西を目指すヒュームの青年と、獣使いなのか一匹の陸ガニが続く。目を合わせた黒トラが、ビグッと身を震わせ逃げる・・・
このヒュームの青年。黒い煙のようなものが、まるで邪悪な闘気を撒き散らすように噴き出している。ただならぬ気配・・・
青年は、バタリア丘陵、北東部にある古墳の入り口に立つと、石で出来た壁に向かい、アントニオ猪木の顔マネをする
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
石の扉が自動ドアのように開いた!
青年と陸ガニが、捕らえられていたユザワとデーモン族の手下を引きずり出し、外に放り投げた

ユザワ「ナンダ?処刑カ?・・・」
デーモン族手下「ヤットコッセツナオッタノニ・・・」

ヒュームの青年がニヤリとすると、青年と陸ガニが黒い光に包まれる。光が消えると、二人のデカいデーモン族が現れた。イシカワとタカムラだ

タカムラ「明日アタリ処刑サレルトコロダッタゾ」
イシカワ「感謝シマクレヨ。マジデ」
ユザワ「オオオ!貴様ラハ!」
デーモン族手下「タカムラタイチョウ、イシカワタイチョウ」

タカムラは、ユザワとデーモン族手下にタバコをくわえさせ、火をつける

ユザワ「スマンナ」
デーモン族手下「アリガトウゴザイマス」
タカムラ「オ前ラヲ助ケル。ダガ条件ガアル」
ユザワ「何ダ?」
デーモン族手下「ナンナリト」
イシカワ「我々ハ任務ニ失敗シタ身。イズレ、コグレ閣下カラノ刺客ガ来ルダロウ。我ラハ反旗ヲ翻ス」
ユザワ「オオオ!ナラ我輩モ参加サセテクレ!」
デーモン族手下「オイドンモ!」
タカムラ「マァマテ」
イシカワ「ボゥチャンナル、タルタルノ少年ノ見方ヲスル。コレガ条件ダ」
ユザワ「ナンダッテーーーー!?」
デーモン族手下「マジッスカ!?」

ユザワは、ちょっぴり涙目になる

ユザワ「ボゥチャンカ・・・貴奴ハ我輩ノ クラクラヲ二本トモ破壊シタ・・・気乗リシナイ・・・」
イシカワ「ヨシ、コノ剣ヲヤロウ」

イシカワが二本対になっている剣を見せる。包丁の取って部分を外したような剣。峰の部分にグリップがついている。刃が金属・・・いや獣の爪から研ぎだしたようなブレードで出来ている。サイドには鱗のようなものが、そのままの状態でついている

イシカワ「コレハダナ、轟爪【虎血】。ディガレックスノ爪カラ削リ出サレタ双剣ダ。コノ双剣ノ切レ味ハ凄マジイ。岩ヲモ バターノヨウニ切リ裂ク」
ユザワ「ナント!?イッタイドコデ手ニ入レタノダ!?」
タカムラ「アア、ザクガネ、ボゥチャン達ニ見方スルナラクレルッテカラサ〜w我輩ノダッテ、ホラァw」

タカムラは、恐竜の爪を模した巨大な剣を見せびらかす

タカムラ「コレハナ、轟大剣【王虎】カッコイイダロ?w」
デーモン族手下「ユザワタイチョウ。クラーケンクラブニ、マサルトモオトラナイ カッコイイツルギデスヨ」

ユザワは、しばし考える

ユザワ「ボゥチャンニ協力スレバ、ソノ双剣クレルノカ!?」
イシカワ「モチロンダ!貴様ホドノ棍使イ、氏ナセルノハ惜シイ。協力シロ!」
ユザワ「オウ!」

タカムラは、轟大剣【王虎】で、ユザワたちの縄を切る
ユザワに轟爪【虎血】を渡す。堅い表情のデーモン族だが、嬉しそうだ。試しに岩を斬ってみる
スパッ!スパッ!スパッ!

ユザワ「オオオ!何ト言ウ切レ味!」
デーモン族手下「ヨカッタデスネーユザワタイチョウw」
イシカワ「急グゾ。コグレガ秘薬ヲ完成スル前ニ」
タカムラ「ウム。デハ、モシャスデ鳥ニナルゾ」
ユザワ「オウ!」
デーモン族手下「ハッ!」
イシカワ「振リ付ケ間違エルナ!一箇所デモ間違ウト、アフロヘァーニナルゾ!」

モンスターハンターに出てくる武器、轟爪【虎血】をもらったユザワ
なんとかボゥちゃんたちの手助けしてくれよ!たのむぜ!おい!!

ユザワ「ワカッテルッテw」

つづく
福隊長のザク 2008/02/28(Thu)11:45:26 編集
ひらけーごま♪じゃないのね(笑)
しかもユザワは買収に応じたのね♪
ちゃんとやれよ!!@ユザワ!!
celes 2008/02/29(Fri)02:19:21 編集
ユザワ「アイ!」
ザルカバード調査隊を救出したボゥちゃん一行。冷えきった体を温めるため、赤ボルと青ボルが四川風タンタン麺をふるまう。クァールも、縛られたままではかわいそうってんで、縄を解き、芋焼酎を飲ませると上機嫌になった。一緒にタンタン麺を上げたが、naoさん同様ネコ科なんで、熱くて食えないようだ。ボゥちゃんとガイアがフーフーして上げる

ガイア「オン・・・(そうなのか・・・)」
クァール「グルゥ・・・」
ボゥ「なんだって?」
ガイア「オン(この横穴をねぐらにしてるんだけど、なぜかアルタナの民たちが集団で押し寄せてきて、クァールに攻撃してくるんだって。騎士たちもそんな連中かと思ってブッ飛ばそうとしたんだって)」
ボゥ「そうだったのか・・・ゴメンね・・・」
青ボル「何でクァールにそんなことするんだろ?」
キャメロン「そうねぇ。ともかくヒドいことするわねぇ」
キッカ「oO(言えないニャ、言えないニャ。マートクエなんて言えないニャ)」
赤ボル「ん?どしたのキッカ」
キッカ「な、なんでもないニャ!タンタン麺が熱くて食べられないだけニャ」
赤ボル「じゃフーフーしたげる」
キッカ「うれしいニャ(/ω\)」

やや間が空き、調査隊隊長が話しをきりだす

エル騎士A「我々はこれで帰還する。君たちはどうするのかね?」
ボゥ「うん、オレたち東国に関わることでもあるし、中みてこようかと」
ガイア「ワン!」
エル騎士B「そうか。我らを追い詰めたデーモンは、おそらく君たちが言っていたユザワだろう。」
キッカ「ボゥちんが、クラクラ二本とも破壊したニャw」
エル騎士たち「ブーーーーーーー!」

エル騎士たちがタンタン麺のスープを吹き出した!

エル騎士C「マジっスかっ!?」
エル騎士D「億単位で取引きされてる武器を、二本とも」
エル騎士E「豪快すぎるよ!生き方とかそーゆーのがw」
エル騎士F「うむ、あのニンニクブレスとクラクラ二本の連撃には苦戦したからなぁ・・・我輩の盾なんて、ボコボコになってしまった」
エル騎士A「なんにしても、これで御祖魔IIの戦力は11%は低下したと思ってよい」
赤ボル「それスゴいの!?ハヤトくんてスゴいの!?」

〜スヴァール城実験室〜
漆黒の壁、薄暗いオドロオドロしい実験室。少ない灯りが照らされる壁は紫色に変色する気持ち悪い物質で出来ているズヴァール城の壁。おそらくヴァナ・ディールには無い、未知の物質なのかも・・・
実験室の中央には風呂じゃね?って言いたくなるほどのデカい鍋が薪をくべられ、グツグツ何かを煮込んでいる。とんこつスープの香りがする。ここ実験室でなくて調理場?などと勘違いしそうな部屋。白衣を着て、白い帽子を被ったヒュームの男が、巨大鍋をかき混ぜる。この男は、ラーメン大王の弟子、ドサンコウ。長いおたまで鍋の具をすくい上げると・・・リンゴだ!ドサンコウは、とんこつスープでリンゴを煮込んでいた!
もう見ただけで胸焼けしてしまいそうなゲテ・・・失敬。食べ物に、いったいどんな秘密がっ!?

つづく
福隊長のザク 2008/02/29(Fri)10:15:54 編集
3回分読みましたー
ネコ科です。フーフーして〜(笑)
キッカちゃんのザルカの歌、かわいすぎる!(=´∇`=)
nao 2008/02/29(Fri)15:03:17 編集
naoさんってネコ科だったのか(*^-^*)
しかし、坦々麺おいしそうだね^^
夕ご飯食べたけど又食べたくなったなあ
celes 2008/02/29(Fri)21:30:46 編集
キッカ「アタイもネコ科ニャw」
とんこつスープの香りが立ち込める実験室。ずっと薪で巨大鍋で煮立てているため、厚い

ドサンコウ「換気扇ほしいな」

ガチャリ
実験室のドアが開かれた

ドサンコウ「お、これはこれはコグレ閣下」

実験室に入ってきたのは、闇の王、最強の親衛隊御祖魔IIのリーダー コグレ
御祖魔IIのメンバーは、他のデーモン族に比べ、一回り身長が高い。だが、コグレはタカムラたちよりさらにデカい。体内に宿る魔力で、体が膨張したかのようだ。ドールとほぼ同じくらいの体躯、黒いマントを羽織り、目つきが鋭い。無限とも思える魔力が、コグレの周辺の植物を枯らせてしまう。常人なら数分と目視していられないだろう

コグレ「オ前モ蝋人形ニシテヤロウカァ?」
ドサンコウ「冗談じゃないっス。で、何しに来たんスか?」
コグレ「ウム、秘薬"アダムのリンゴ"ノ出来具合ヲ見ニキタノダ」
ドサンコウ「あ〜、あと五時間は煮込まないとダメっスね」
コグレ「ホゥ、ナラバアト3日デ完成サセィ!」
ドサンコウ「いや、だから五時間で出来るって」
コグレ「ソウカソウカ、楽シミニシテオルゾ。フッフッヘェッハッハッハァッハァッハァー!」

コグレは実験室を出た

ドサンコウは、あれでホントに早稲田でたんか?と疑問に思いつつも、丁寧に鍋をかき混ぜた


ズヴァール城を目指すボゥちゃん一行。城の入り口手前は、峠道のように、左右に波打つようにつくられた坂を上っていく。途中にオーロラのような輝きを放つ光が美しい。ホントにデーモン族の居城なのかと疑ってしまう
坂の途中のデーモン族は、ボゥちゃんたちの強さを理解しまくっているせいか、手出しはせず、むしろ目を合わせないようにしている。そりゃ精鋭部隊の四人も撃破されれば当然といえば当然
デスティンに教わったロンフォール民謡を唄いながら、城の入り口に到着した

ボゥ「ラグナロクはここでお留守番だね」
ガイア「クゥ」
字幕「仕方あるまい。ワシでは内部は通れん」
ボゥ「お土産買ってくるからここで待っててw」
ガイア「ワン!」
字幕「いや売店はねぇだろ」

ボゥちゃんとガイアは、ラグナロクの後部ハッチを開け、ピョンと飛び降りる

青ボル「さ、行くか」
キャメロン「はい」
赤ボル「あ、スノーベルが落ちかかってる」
キッカ「ありゃニャ」

赤ボルとキッカが、ラグナロク頭部側面に飾られた、小さい青紫色の花を、飾り直す

ボゥ「ありがとうw」
ガイア「ワン!」

一行は、ラグナロクに手を振り、いよいよデーモン族の懐の中へ入っていった
いったい、どんだけぇ〜な戦いが待っているのかっ!?

つづく

そうそう、ザルカバードの歌が貼ってあるサイトに、詩人の血ってのもありまふ。ちょっくらそれも見てやって下ちぃ(*^▽^)b
福隊長のザク 2008/03/02(Sun)18:08:45 編集
おお
とんこつスープもりんごを入れることでマイルドに??ってちがうか(/。\)
あと5時間以内にぼぅちゃんたちが占拠出来ればなんとかなるね、がんばれー

p.s サンドの歌なんだねえ
celes 2008/03/03(Mon)12:25:55 編集
フリーズしまくり(ToT)
シミズ「ブツブツ・・・(我輩ハ間違ッテタノカ?・・・ダヨナ・・・我輩ノ氏ンダジーチャンヤバーチャンノ遺体ヲ勝手ニ操ラレタラ・・・腹タチモンナ・・・)ブツブツ・・・」

ザルカバード入り口付近の広場。壁にむかって体操座りに落ち込んでる闇の王親衛隊御祖魔IIネクロマンサー シミズ。サラ雪が体に積もりかけてきた背後に、フードとマントが一体になった漆黒のローブを纏った五人の怪しげなデーモン族がシミズを見下ろす

・・・「任務ニ失敗シタナ、シミズ。地獄ノ掟ニヨリ、貴様ヲ処刑スル!」

・・・が巨大な片手剣を振り下ろす!
が、突然何かが爆発する
ドガーーーン!

・・・「クッ、コノ爆弾ハ」

辺りが爆煙に包まれる。ローブの一人が、テケトーにエアロを発生させ、煙を飛ばす。後方に、元御祖魔IIメンバーのイシカワ、タカムラ、ユザワ。それと爆弾投げの構えをとったユザワの手下のデーモン族が、シミズを救出していた

イシカワ「久シャケダナ、オオハシ」
オオハシ「久ブリダロ。我輩ハ執行人X.Q.JONAHノリーダー、オオハシ。貴様ラカラ、ザルカバードニ来ルトハ探ス手間ガ省ケルトイウモノ。マトメテ始末シテヤロウ」
タカムラ「フッ、オオハシメ。読者ノタメニ自己紹介シタナ」

オオハシの気迫とともに剣を構えるX.Q.JONAHのメンバー。それに臆することなくズィッと前に出るイシカワ

イシカワ「貴様ラハ我輩ヒトリデ相手ヲシテヤロウ」

頭上にハテナマークが飛び出るX.Q.JONAHのメンバー

オオハシ「フッ、何ヲ寝ボケタコトヲ言ウノダ。貴様ラ御祖魔IIト我ラハ同等ノ魔力ヲ持ツ。貴様ゴトキデハ無理ダ」
ユザワ「イシカワヨ。オオハシハ我輩ニ任セロ。轟爪【虎血】ノ切レ味ヲ試シタイ」
イシカワ「スキニシロ」

ギロリとユザワにガン飛ばすオオハシ

執行人A「東斗空拳ノ使イ手イシカワ・・・」
執行人B「拳法ダケナラコグレ閣下ヲモ凌グトイウ」
執行人C「ダガ、我ラ四人ヲ一度ニ相手ヲシテ、無事デハ済マンゾ」
執行人D「東斗空拳ノ奥義、トクト見セテモラオウカ」

百戦錬磨の執行人X.Q.JONAHのメンバー。しゃべりながらイシカワの四方を囲む。それに気づかぬイシカワではない。イシカワは、左後方にいる執行人Cにノーモーションでサイドキック!
ドスゥッ!と鈍い音を出しフッ飛ぶ執行人C。正面にいた執行人Aがイシカワの頭部めがけて剣を打ち下ろした!
ガギィ!
イシカワは十字受けでとめる。すかさず執行人Bがイシカワの右わき腹を薙ぎ払う!
ガーーーン!
イシカワは右のスネで剣をガード。執行人Dが残った左足のアキレス腱を刈り払う!
が、イシカワは後方宙返りでかわす!
着地するやいなや、モンブローとの戦いでみせた東斗流星拳を放った!
ドガガガガガガガガガガガガガガガガ!!
幾万の流星が、X.Q.JONAHを襲う
ドガバギゴギガギグギドゴドゴガギボギ!

執行人A「グォォオオオオオォォォォ・・・」
執行人B「グッ・・・コレホドトハ・・・」
執行人C「イシカワゴトキニ・・・」
執行人D「ゴフッ・・・以前ノイシカワデハ考エラレン強サダ・・・ぱたっ」

執行人AからDは倒れた

オオハシ「ナッ!?」

ビックラこくオオハシ。その隙にユザワが間合いを詰め、鬼人化乱舞!
スパッスパッスパパパパパパパパッ!
ズバーーーン!

素早いユザワの連撃をくらい、倒れるオオハシ

オオハシ「グッ・・・貴様ラ、ドコデソンナパワーヲ・・・?」
タカムラ「何モシトラン。オソラクハ・・・」
イシカワ「ウム、アルタナノ加護ヲ得テイルノダロウ」
オオハシ「ナッ、ナンダトッ!?」
ユザワ「フフン♪間違イナイナ。キット、ボゥチャンタチヲ手助ケヲスル我ラニモ加護ヲ与エタノダナ」
オオハシ「ソンナ・・・バナナ・・・ばたっ」

オオハシは気を失った

タカムラ「ボゥチャンタチハ、ズヴァール城ニ入ッタンダロウカ?」
イシカワ「ワカラヌ、トモカク急ゴウ」
デーモン族手下「サ、シミズタイチョウモイキマショウ」
シミズ「ブツブツ・・・」

まだ落ち込んでいるシミズ。戦力になるのかっ!?おいっ!?
アルタナの加護を得た元御祖魔IIのメンバーたち。急げ!そろそろアダムの林檎が完成するぞ!

つづく
福隊長のザク 2008/03/10(Mon)13:15:16 編集
そうだ!
闇の王親衛隊御祖魔IIネクロマンサー シミズ←君はまちがっていたのだよ!!
celes 2008/03/10(Mon)15:18:53 編集
落ちこむ悪魔って、、、
なんかかわいい(*'-')
nao 2008/03/10(Mon)15:46:05 編集
シミズ「マジカッ!?・・・ヨシ、転職スルゾ!」
ポーンデーモン「ギィヤ!」
ボゥ「はぎゃっ!」
オーク兵「ゴォハッ!」
ガイア「グルルルルゥ!」
アーリマン「グァッ!」
赤ボル「せりゃぁ!」
青ボル「くぉのぉぉぉおおお!」
キャメロン「拡散矢うちます!」
キッカ「ニャニャニャ・・・ホーリーニャ!」

ズヴァール城内郭に入ると、デーモン族、オーク兵、アーリマンどもが一斉に攻撃してきた!

アーリマン「おれたち"ども"扱い!?」

他にもクゥダフ、ヤクード、ゴブリンもいたが、オレら関係ねぇし・・・と言わんばかりに知らん顔している。さすがにレベルの違いを分かってるようだ

赤ボル「たいした奴らじゃないが」
青ボル「うん、キリがないな」
ボゥ「よし、一気にいく!ガイア!」
ガイア「ワン!(おぅ!乗って!)」

ボゥちゃんがガイアにまたがり、特攻する。すれ違う敵を十字に槍を振り、たたきのめしていく
バギバギバギバギバギバギバギ!
その間に、気をためる赤ボルと青ボル

青ボル「オーケー、下がって!」
ボゥ「あい!」
ガイア「ワン!」

ガイアはボゥちゃんを乗せたまま、二人の後方に下がる

赤ボル&青ボル「そりぁっ!」

二人が同時に気功弾を放った!
ズパーーーンッ!
残り数十体いた闇の王の軍勢が吹き飛ぶ

デーモン族「グギャャヤヤヤヤヤ」
オーク兵「ア゛〜ウォ・・・」

空中にいて難を逃れたアーリマンどもに、キャメロンとキッカが追撃!

クゥダフ「アサッテ、ベドーデ腕相撲大会ガアル。参加シテクル」
ヤクード「ワテラモ冬眠ノ準備ガ・・・」
ゴブリン「あ、ボスティン氷河の黒トラたちの世話の手伝いをたのまれてたゴブ!たったいま思い出したゴブ!」

ボゥちゃん一行の戦いっぷりにビビり、クゥダフ、ヤクード、ゴブリンたちは、なんだかんだ理由をつけて逃げる準備をする。すでにズヴァール城の兵力は壊滅状態だった

ボゥ「こんなもんかな」
ガイア「オン(うん、あとは非戦闘員だけみたいだね)」
赤ボル「あ、まだ一匹いるね」
青ボル「ほんとだ」

うぅっと痛みを堪えているオーク兵が残っていた
ボゥちゃんは、そいつをみつけるなり、いきなりケリをいれる
ドスッ!

オーク兵「ウグゥッ・・・」
ガイア「オン(まあ待ってボゥちゃん。オレもこいつら嫌いだけど)」
ボゥ「わかってる・・・おいブタゴリラ!」
オーク兵「・・・ボクはもうダメだ・・・キャシーちゃん・・・愛してるよ・・・ゲルスバでのデート・・・楽しかった・・・」

ドスッ!
ボゥちゃんが、またケリを入れた!

オーク兵「グォォォ!氏にゆく者にケリ入れることないだろう・・・」
ボゥ「いや氏なんだろう、オメーら」
ガイア「オン」
オーク兵「頃してくれ・・・ボクは・・・」
ボゥ「コグレはどこにいる?白状しないと、もっとケリいれるぞ」
オーク兵「・・・どうせ生きてても処刑される身・・・黙っててもな・・・コグレ閣下は闇の王の王の間にいる。玉座にちゃっかり座ってる」
ボゥ「oO(てことは闇の王はここにはいないのか)東国の中林寺に襲撃した連中のボスはどこにいる?」
ガイア「グルルルルルゥ」
オーク兵「ああ・・・中将はとっくにX.Q.JONAHに処刑されたよ・・・」
ボゥ「えっくすきゅーじょなー?」
ガイア「クォ?」
オーク兵「コグレ閣下直属の執行人X.Q.JONAH・・・今頃キミたちに倒された御祖魔IIのメンバーも処刑されてると思うよ・・・」
ボゥ「そっかぁ・・・」
ガイア「オン・・・」

ボゥちゃんは、オーク兵の腹の上にアイアンパンとポーションを置いて、キャメロンたちのところへ歩きだす

オーク兵「まって!」
ボゥ「礼なんていんないよ」
ガイア「ワン!」
オーク兵「ジャムとかない?アンアンパンって味気なくて」

一瞬ムカついて、槍を叩きつれるフリをすると、氏んだふりをするオーク兵

オーク兵「コグレ閣下はボクたちオークの全勢力より強いよ・・・それだけは言っておくよ・・・」

ボゥ「・・・」
ガイア「・・・」

つづく
福隊長のザク 2008/03/13(Thu)11:10:22 編集
無題
ゴブリンが氷河のいたるところにいるのは黒トラたちのえさやり頼まれていたからだったったのねえ(笑)
celes 2008/03/13(Thu)17:54:03 編集
聖飢魔IIは最高のバンドです(*^▽^)bはい
コグレのいる王の間に向かうボゥちゃん一行。迷って一度外に出てしまったが、オーク兵に道を聞き、なんとか王の間の入り口に辿りついた
ズヴァール城の最奥、離れのような不気味な塔。そこに御祖魔IIリーダー コグレがいる

ボゥ「ここっぽいね」
ガイア「オン」
赤ボル「よし、行くぜ!」
青ボル「おう!」
キッカ「待つニャ!」

あわてて止めるキッカ

キャメロン「どしたの?キッカちゃん」
キッカ「恐ろしい気配ただよいまくりニャ。防禦魔法かけとくニャ」

キッカは全員に防禦力と魔法耐性を上げる魔法をかけた

ボゥ「よし、行ってみよう!」
ガイア「ワン!」

ラグナロクの二倍はあるデカい鋼鉄の扉を押す。だが、一向に開かない

赤ボル「引くんじゃないの?これ」

赤ボルが扉を引いたら、すんなり開いた
一番奥のドッシリした玉座にタカムラたちとは比べものにならないくらいの、強大な力を秘めたデーモンが座っている。それを囲むように三人の側近デーモンが腕を組みたたずむ
玉座のヌシ、コグレがギロリとにらむ

コグレ「ヨク来タナ、我輩ハ デーモンダァ・・・」
ボゥ「ひで〜もんだァ・・・」
ガイア「オン(ぷっw)」
赤ボル「ぷっくっくっくっくっw」
青ボル「ひでぇもんだぁってw」
キャメロン「あははっwもうボゥちゃんたらw」
キッカ「み、みんなよく笑えるニャ・・・アタイ、怖くて笑えないニャ・・・」

側近たちまで笑っている

コグレ「グッ・・・一本取ラレタナ。御祖魔III、ズヴァール城ノ兵達ヲ倒シタノハ褒メテヤロウ」
ボゥ「てへへ♪」
ガイア「オン(いやホントにほめてるワケじゃないから)」
コグレ「フッ、我輩ノ魔力ヲ目ノ前ニシテ、ソノ リラクゼーション。タダモノデハナイナ。貴様ラニ、一ツ提案ガアル」
ボゥ「え?な〜に?」
ガイア「クォ?」

コグレが玉座を立ち、ボゥちゃんたちに語りかける

コグレ「我ガ軍門ニ入ランカ?サスレバ世界ノ半分ヲ貴様ラニクレテヤロウ。ドウダ?」
ボゥ「う〜ん、レベル1になる復活の呪文もらいそーだしな〜」
ガイア「オン」
赤ボル「奴の今までの行動からして、手打ちとは考えにくいな」
青ボル「まぁね」
キャメロン「別に世界の半分なんて、要りませんから」
キッカ「いっ、いらないニャ!」

腰にかけておいたセスタスを装備する側近デーモンたち

コグレ「ナラバ仕方アルマイ。グズリ!」
グズリ「ハッ!」
コグレ「ジーラ!」
ジーラ「ハッ!」
コグレ「ナブリ!」
ナブリ「ハッ!」
コグレ「チョット待ッテロ!」
グズリ&ジーラ&ナブリ「ハハッ!」

なにが始まるんだと、興味シンシンのボゥちゃんたち
おもむろにコグレは、三点倒立をして歌いだした!

コグレ「ダイッ♪ダイナマイトデ♪ク〜サッタ、アッ♪ア〜タマヲ、ブッ♪ブ〜チコワセッ♪」
青ボル「すげー歌詞だ!」
キャメロン「デーモン族で流行ってるのかしら」
赤ボル「いや、ってゆーか何で三点倒立で歌うのっ!?」
ボゥ「なんて破壊に満ちた歌なんだ・・・」
ガイア「オン」
コグレ「(中略)ドォ〜クノ粉ァ〜世界ニィ〜イ〜♪」
グズリ&ジーラ&ナブリ「ブチマケェーーーエ♪」
コグレ「ウォォォオオオオオオオオォォォォォォ♪」

最後にコグレがシャウトすると、黒い音部の形をした気が、コグレたちを包む

コグレ「"暗黒チョコボのマズルカ"完成!行クゾ野朗ドモ!」

コグレの合図とともに走りだすコグレたち
ボゥちゃんたちを中心に、円を描くようにグルグルと走り出す

ボゥ「ガイアほどじゃないが、速い!」
ガイア「グルルルルゥ(気をつけろ、何かしかけてくるぞ!)」

素早く疾走をするコグレたち。が、突然グズリが足を止め、床に正拳突きを出す
ドスゥ〜ン!
弱冠床が揺れたが・・・
ドゴォッ!

キッカ「ニ・・・ニャ・・・」

グズリが、キッカの右脇腹にボディーアッパーを入れた!
口から地をたらし、うつぶせに倒れるキッカ

キャメロン「きゃーーー!キッカちゃん!」
赤ボル「キッカーーー!」

キッカに駆け寄る赤ボル。が、今度はジーラが赤ボルの背中に諸手突き!
ボゴォォォオオオオオン!
吹き飛び壁に叩きつけられる赤ボル

赤ボル「キ・・・キッ・・・カ・・・」
ジーラ「チ!カラパスブレストナンゾ装備シヤガッテ」

再び走り出すコグレたち

ボゥ「あ、青ボルくん。キッカねーちゃんのこと運べる?」
キャメロン「ダメよボゥちゃん!内臓を傷めてるかも・・・今は動かせないのよぅ」

すぐにでもキッカと赤ボルの介抱をしたいボゥちゃんであったが、コグレたちの戦法を解読するのに集中しきれていない・・・
ますます速度を上げるコグレたち
ナブリが青ボルに三角飛びからの蹴りを入れてきた!
が、ゴールデンダックで受ける青ボル
が・・・
バギィッ!

キャメロン「・・・か・・・」

今度はナブリがキャメロンの左脇腹に蹴りを入れた!キッカの上に倒れないよう、ギリギリでこらえるキャメロン

ボゥ「キャメロンねーちゃん!」
ガイア「グァン!」
青ボル「てめーーー!」

青ボルがナブリを攻撃しようとしたが、また走りだされてしまう

ボゥ「このままじゃ・・・」
ガイア「グルルルルルゥ」

素早い攻撃に集中できず、バーニングモードにもなれず、焦るボゥちゃん
グズリ、ナブリ、ジーラが一斉に青ボルに攻撃してきた
青ボルはゴールデンダックで払い、なんとかかわした。が・・・
コグレがボゥちゃんの背後をとり、鋭い爪を振り下ろしてきた!

コグレ「氏ネィッ!」
ボゥ「しまった!」

絶対絶命のボゥちゃん!
ズバァッ!
が、しかし!
ガイアが、体でボゥちゃんをかばった!

ボゥ「ガイアッ!」

ドバーーーっと地をふきだし、倒れるガイア
すぐさまガイアを抱きかかえるボゥちゃん

ガイア「グ・・・ゴハァッ・・・」
ボゥ「ガイアしっかり!」
ガイア「ボ・・・ボゥちゃん・・・」
ボゥ「ガ、ガイア!?話せるのっ!?」
ガイア「・・・に・・・逃げ・・・て・・・このままじゃ・・・」
ボゥ「ダメだよ!みんなで突破するんだ!」
ガイア「・・・ボゥちゃん・・・楽しかっ・・・ゴフッ・・・・・・・」
ボゥ「何最後みたいなこと言ってるんだよ!一緒に東国に帰るんだよ!」
ガイア「・・・・・・・・」
ボゥ「ガイア?・・・ガイアッ!?」
青ボル「なっ!?」
ガイア「・・・・・・・・」
ボゥ「うわぁぁああああああああ!」

つづく
福隊長のザク 2008/03/19(Wed)19:03:02 編集
まちがった!
キッカにボディーアッパーしたのナブリでした(ToT)
福隊長のザク 2008/03/19(Wed)19:28:39 編集
ホントすいません
読み直したらまたミス発見
キャメロンさんに蹴りを入れたのはグズリです。それで頭にきて攻撃しようとして走り足されたのもグズリです
しかも赤ボルが装備してるのは、スコピオブレストなのに、カラパスといってしまった
御祖魔スリーだったり・・・
注意力なくてすいません(ToT)
福隊長のザク 2008/03/20(Thu)00:40:03 編集
あいあい
★福隊長のザクさんへ
うちも認証式にしてしまったので投稿すると読み直しが聞かないのでごめんねえ
パスワードを入れて編集できるようにしておくと大丈夫よ。

しかし今回は、ガイアがガイアが、、(┰_┰)
celes 2008/03/20(Thu)02:19:47 編集
えーん;;
ガイアーーーガイアーーー・゚・(ノД`)・゚・
nao 2008/03/21(Fri)18:27:25 編集
あうっ
ボゥ「ぐぐっ・・・」
青ボル「ボゥちゃん・・・」

ダランと体に力が抜けたガイアをギュッと抱きしめるボゥちゃん。コグレをギロッ!とにらみつける。と・・・

ボゥ「!」
青ボル「ボゥちゃんうしろっ!」

グズリがボゥちゃんの背中に諸手突き!
が、ボゥちゃんはジャンプし、グズリの頭のてっぺんを、サッカーのオーバーヘッドキックを入れた!
バギッ!
ドスーーーン

グズリ「グォォォォ・・・」

床に叩きつけられるグズリ。倒れたグズリの顔面にゴギッと蹴りをいれるボゥちゃん。間髪いれず、ナブリがボゥちゃんに回し蹴りをかけたが、しゃがんでかわし、ナブリのスネにカカト蹴り!
ガゴンッ!
転ぶナブリにヒジを落とした!
ガギィンッ!

コグレ「ヌ?マサカ・・・」

ボゥちゃんは、倒れている赤ボルのそばにガイアをそっと寝かせる

ボゥ「ローリング・ソバット集会所で戦って以来一ヶ月。もう何十年も一緒に暮らしてるようだったよ・・・ホントの兄弟のようだった。待ってね。いまかたずけるてくるから」

グイッと涙をぬぐうボゥちゃん。ボッと炎の闘気を放出し、不動明王の顔になる

ボゥ「泰山四束拳だっけ?もうオレたちには通じないよ」
コグレ「ホゥ、カラクリヲ見破ッタカ」
青ボル「どーゆうこと!?」
ボゥ「変だと思ったんだ。コグレだけセスタスをつけてない。爪攻撃のためだと思ってたんだけど、違ったんだ。型通りの動きとも違う・・・これはコグレがハンドシグナルで指示してたんだ」
青ボル「そうだったのか!」

ニヤリとするコグレ

コグレ「チビッ子ヨ。見事ナ洞察力ダ。ダガ、スデニ四人モ倒レテルゾ?ドウスルノカネ?フブフェッハァッ!ハァッハァッ!」

ドガーーーン!

コグレ「ヌッ!?ナニヤツ!?」
ボゥ「あんたら!」
青ボル「生きてたのかっ!?」

鋼鉄の扉を、タカムラが轟大剣【王虎】でブッ壊した!そこには今までボゥちゃんたちが倒した御祖魔IIのメンバーが仁王立ちし、後ろにはラグナロクがいる

イシカワ「チッ!間ニ合ワナカッタカ!」
ユザワ「泰山流"愚直の計"コレハ仲間ノ結束ガ強イホド効果ガアル」
ボゥ「愚直の計?」
タカムラ「ウム、マズ視点ヲ一箇所ニ集中サセテオキ、回復役ノ白魔導士ヲ攻撃シ、駆ケ寄ル仲間ヲ背後カラ攻撃。」
青ボル「そういえば・・・」
シミズ「ウム、非道ナ戦法ダ。善意ニツケコムノダカラナ」

コグレ「フブフェハァッハァッハァッ!今更遅ワ!」

すでに勝ち誇っているコグレ

イシカワ「我輩トボゥチャンデ コグレヲヤル。雑魚ハタノム」
ユザワ「オゥ!」
タカムラ「マカセトケ」
デーモン族手下「オイドンモガンバルゾ!」

元御祖魔IIのメンバーとラグナロクが加勢に来て、形勢逆転のボゥちゃん。ガンバレよ!ガイアもみてるぞ!

つづく
福隊長のザク 2008/03/22(Sat)12:44:11 編集
あーーきたきた
ボゥちゃんも元御祖魔IIのメンバーとラグナロクもがんばって!!
celes 2008/03/23(Sun)03:28:29 編集
ボゥ「あい!」
ボゥ「ちょっと待てよ!おめーら」
イシカワ「ヌ?ナンダ?」
ボゥ「仲間になった覚えねぇーよ」
ユザワ「マァ固イコト言ウナw」
タカムラ「我ラハ闇ノ王ノ軍ニ対シ、反旗ヲ翻シタノダ!」
シミズ「ソノ名モ!」
デーモン族手下「ガッキマツ!」
イシカワ「オメーガ言ウナ!」

イシカワは、デーモン族手下の頭を叩く

デーモン族手下「アンマリタタカナイデクダサイヨゥ。ヤットツノガハエテキタンデスカラ」
ユザワ「テメーガ言ウト、全部カタカナニナッテシマウンダヨ!」
タカムラ「顎鬼魔IIダ」
イシカワ「オ前モ顎鬼魔IIニ入レテヤロウカァ?」
ボゥ「いやいい」

ガクッと肩を落とす顎鬼魔IIのメンバー

ユザワ「トコロデデーモン族手下ヨ」
デーモン族手下「ハ、ナンデショウ?」
ユザワ「デーモン族手下デハ呼ビヅライ。名ハ何ト申ス?」
デーモン族手下「ハイ、サーベルタイガーデス」
ユザワ「・・・ヤッパシ、デーモン族手下デイイヤ」
デーモン族手下「ェェェエエエエエエエ!?」

と、顎鬼魔IIたちがテキトーなやり取りをしてる間に、ボゥちゃんとコグレがにらみあう。ゆっくりと回り込みながら、お互いのスキをうかがう

コグレ「グヌゥ・・・」
ボゥ「ぐぎぎぎぎ・・・」

コグレが先に仕掛けた
ズバッ!ズバッ!ズバッ!
ボゥちゃんは槍で受けようとしたが、コグレの堅い爪攻撃をイシカワが全て防いだ

イシカワ「ボゥチャン、我輩ガ全テノ攻撃ヲ受ケル。隙ヲミツケテ反撃スルンダ」
ボゥ「う、うん!」
コグレ「高イ防禦力ヲ誇ル東斗空拳トテ、我輩ノ攻撃ヲ受ケ続ケルことは出来ンゾ?w」

つづく
福隊長のザク 2008/03/23(Sun)16:35:51 編集
まあまあ、てつだってもらおうじゃない♪
顎鬼魔IIなんて、もうとっくに終わったのだ!
celes 2008/03/25(Tue)00:08:40 編集
なんとか余裕が出てきますたw
この隙にガイア、赤ボル、キャメロン、キッカを壁際に寝かせる青ボル。すでに息を引き取った四人の手を胸で組ませ、まぶたをそっと閉じてあげた

青ボル「まっててね、みんな。ボゥちゃんの加勢に行ってくるから」

青ボルはゴールデンダックを握り締め、コグレに向かって走り出す

青ボル「うぉぉぉおおおおお!」
ボゥ「!」

ガギィンッ!

コグレの頭部めがけて打ち降ろす青ボル。コグレは腕を十字に交差させ受ける。下腿に隙が出来たところをボゥちゃんがコグレの右スネを槍で払う
バギィッ!

コグレ「グォ!」

右膝をつくコグレ。イシカワがコグレの顔面に諸手突き!
ドゴォォォオオン!
吹き飛び壁に叩きつけられるコグレ。右スネの外骨格にヒビが入った!これで暗黒チョコボのマズルカを封じることが出来た

ボゥ「これで走ることは出来なくなったな」
青ボル「ああ!これで形勢逆転だ」
イシカワ「マテ、コグレヲアナドルナ。マタナンカ変ナ歌ウタウゾ」
コグレ「変ナトハ何ダ!変ナトハ!」

コグレはノドヌ~ルスプレーをシュッシュと喉に吹きかける

コグレ「ア~ア~ア~、オーケー。"暗黒チョコボのマズルカ"ヲ封ジタトコロデ我輩ハビクトモセヌ」

コグレがパチンと指パッチンをすると、コグレの座っていた玉座に車輪が飛び出し、コグレの元へ走りよってきた

ボウ「車椅子かっ!?」
青ボル「しかもバットマン・カーみたいにリモート機能があるぞ!」
イシカワ「ホゥ、完成シテイタノカ」

コグレが玉座に座る

コグレ「コレハナ、"スーパーデーモンカー・ターボGTロイヤルサルーン"ト言ッテダナ、数々ノ仕掛ケガアル」
ボゥ「なにぃっ!?」
青ボル「戦闘用の車椅子なのかっ!?」
コグレ「イカニモ!貴様ラニ特別ニ見セテヤロウ。マズ、方向指示器ガ出ル」

コグレの車椅子の両サイドから、フォードT級に古い旧車に付けられてたウィンカーが出てきた!

ボゥ「何でウィンカーが!?」
青ボル「必要あるのっ!?」
コグレ「コレダケデハナイ。コノ玉座ノ上ニツイタ、骸骨ヲ見ロ。コノ骸骨ガ、光ル」

ドクロがピカピカ光っている

コグレ「驚イタダローーー!?」
ボゥ「いや別に」
青ボル「ね」
イシカワ「ソンナモノニ乗ッタトコデ、貴様ノ不利ハ変ランゾ」

横目でシミズがクルクルと回転しながら踊っているのが気にはなったが、スルーすることにしたボゥちゃん。ってゆーかグズリ、ジーラ、ナブリと戦っているシミズ、ユザワ、タカムラ。これで味方になったと確信した
他にも仕掛けを施されている可能性のある車椅子に乗るコグレ。はたしてボゥちゃんに勝機はあるのかっ!?

つづく
福隊長のザク 2008/04/20(Sun)22:04:30 編集
続 いなくなるボールペン(/。\)
う・う。。いっぱい死んじゃった (┳◇┳)
ボゥちゃん、青ボル!みんなの分も頑張って
celes 2008/04/21(Mon)10:20:22 編集
みんな死んじゃったあ・゚・(ノД`)・゚・
と泣きながらも、
コグレの車イスにウケまくる私なのであった。。
nao URL 2008/04/24(Thu)22:16:59 編集
続 いなくなるボールペン(/。\) 年代いっしょw
ズバッ!ズバッ!ズバッ!

ナブリ「グォォォォァアアアアアア!」

ユザワの連続斬りをくらい倒れるナブリ。しかしナブリは苦し紛れに、ふくみ針(クチの中に仕込む飛針)を放つ。が、ユザワは世界のナベアツが3を数えた時の顔でよける

ユザワ「フッ、ソンナ子供騙シガ通ジルカ」
ナブリ「フッハッハ・・・ソレハ・・・ドウカナ・・・ぱたっ」
シミズ「ツゥッ!」

倒れる寸前で放ったふくみ針は、シミズに命中した!

ユザワ「大丈夫カッ!?」
シミズ「クッ・・・多少痺レルガ、マカセロ!」

ふくみ針には痺れ薬が塗ってあった。シミズは、ぶっちゃけ倒れそうなくらい苦しかったが、踊りつづけた!


ズバァァァン!
タカムラの斬り上げがグズリにクリティカルヒット!
グズリはブッ飛び、天井につきささった

タカムラ「コッチハ始末シタ!大丈夫カッ!?デーモン族手下ヨ!」

大丈夫ではなかった。
ジーラはデーモン族手下の首をしめ、つりあげていた

ジーラ「クックックッ、観念シナ。ラベルガ違ウンダヨ!」
デーモン族手下「ウグ・・・レベルダロ・・・」

デーモン族手下は、ジーラにサマーソルトキックをかけるが、かわされた!しかし首しめから逃れることは出来た。バックジャンプで間合いをとるデーモン族手下

デーモン族手下「ゲホッ、ゲホッ、アブナカッタ・・・」
ジーラ「フッ、トドメヲ刺シテヤロウ」

ジーラはグィッと拳をひき、バイソンのダッシュパンチ!
バヒューーーン!

タカムラ「イカン!」

ピンチ!デーモン族手下ピンチ!と、思いきや、ジーラの踏み込は途中でストップ。ジーラの足元で何か電気が放電しているようだ

ジーラ「グォッ!体ガ痺レテ動ケヌ・・・」
デーモン族手下「フッフッフッ、カカッタナ」

ジーラはシビレ罠にかかった!しかけると地面を這うように電気がスパークし、それを踏むと感電し、数分は動けなくなる
デーモン族手下は、ジーラの足元に火薬が目一杯詰まった大きな樽を二つ置き、着火
ボガァァァァァアアアアアアアアアアアアアン!
ジーラは真っ黒コゲになり、倒れた

ユザワとタカムラは、デーモン族手下に、親指をグィッとたてた(*^▽^)b

デーモン族手下「フゥ・・・ナントカカチマシタ」
ユザワ「残ルハ、コグレノミ」
タカムラ「シミズ!」
シミズ「話カケルナ!気ガ散ル!」
ユザワ「"魔界舞曲"ヲ踊レルノハオ前シカイナイ。タノンダゾ」
デーモン族手下「シミズタイチョウハ、"踊り子"ニナッテマモナイデスカラネェ。タイヘンナヤクメデス」

シミズは必至で踊った

残す敵はコグレのみ。がんばれ顎鬼魔IIよ!

つづく
福隊長のザク 2008/04/27(Sun)14:53:13 編集
続 いなくなるボールペン(/。\)
"暗黒チョコボのマズルカ"かあいいなあ
"魔界舞曲"ってのもおどってみたい♪
celes 2008/04/28(Mon)18:03:07 編集
続 いなくなるボールペン(/。\) 魔界舞曲は聖飢魔II3rdアルバムに収録♪
コグレはリクライニング式の玉座を倒し、赤ちゃんがオシメを変えるときのように両足を天に向かってグイッと上げる

コグレ「コレデモクラエッ!」

玉座の、ふくらはぎが当たる部分がパカッと開き、十数本のライフルのバレルが飛び出し、一気に発射した!
ドババババババババババババババババン!

ボゥ「うわーーー!」
青ボル「これはヤバイ!」

だがイシカワはボゥちゃんと青ボルをかばい、背中で弾丸を受けまくった!

ボゥ「イシカワのおっちゃん!」
青ボル「あ、あんた・・・」
イシカワ「マダ二十代ナンダガ・・・」

コグレはガバッと起き上がる

コグレ「フブフゥフェハァッハァッハァッ!オモイシッタカ!・・・ッテ、ナニィッ!?」

三人は、まったくの無傷だった!

イシカワ「東斗空拳奥義、鋼鉄功。コノ奥義ヲ極メレバ、ドンナ攻撃モビクトモシナイ」
コグレ「グヌゥ・・・"暗黒チョコボのマズルカ"が使エレバ、走リナガラ歌ヲウタエルモノヲ・・・」
ボゥ「降参か?」
青ボル「お前に勝ち目なんかないぞ」
コグレ「クッ、ナメクサリオッテ」

ヒュンッ!
ドガーーーン!
タカムラが、1㌧はあろう大剣、轟大剣【王虎】をたたきつけた!恐竜の手首を模した巨大な剣がコグレを襲う。が、コグレは間一髪で転がってかわす。玉座が粉々になった

タカムラ「ジェニファート、部下ヲカエセッ!」
ボゥ「あんた、前に蹴っ飛ばしてたじゃん!」
青ボル「ラグモント峠のとこでね」
タカムラ「ア、アレハ、ソノ・・・」
ユザワ「アレネ、ワザト蹴ッタンダヨ」
ボゥ「わざとって?」
タカムラ「ホラ、仲間ニ見捨テラレタト思ワセレバ、同情シテ処刑ハセヌダロウ」
青ボル「まあ同情はしたよ」
ボゥ「せっこいなぁ~」

つづいてユザワがコグレに鬼人化乱舞!
ズバッ!ズバッ!スバババババババン!

コグレ「グォッ!」

右足が負傷してるせいか、うまくかわせないようだ
みんなで一気にコグレを追い詰める

コグレ「カクナルウエハ・・・」

コグレは床に何かを叩きつけた。するとボハッと煙が発生し、何もみえなくなった
すぐさまボゥちゃんは、槍を回転させ煙を拡散する

ボゥ「う、逃げられた・・・」
イシカワ「秘薬"アダムの林檎"ヲ作ッテイル研究室ニ行ッタノダロウ。スグ追イカケルゾ」
タカムラ「アレヲ食ワセテハイケナイ」
ユザワ「"アダムの林檎"ハ、コグレノ魔力ヲ数百倍ニモ跳ネアゲル」
ボゥ「マジでっ!?」
青ボル「急ごう!」
デーモン族手下「コッチデス!」

王の間を出る前に、横たわるガイア、キャメロン、赤ボル、キッカをチラッと見る。その前でクルクルと踊るシミズを見て、ムカついて槍を投げつけてやろうと思ったが、コグレを追うことにしたボゥちゃん

ボゥ「ぐすん・・・」
青ボル「行こう、コグレを倒して、カタキをとろう」
ボゥ「ぐずっ、うん!」

一行は、コグレを追跡した!

~ズヴァール城 研究室~
足を引きずり、やっと到着したコグレ

コグレ「ドサンコゥヨ!"アダムの林檎"ハ完成シタカッ!?」
ドサンコゥ「あ~、いい具合に出来あがりましたよw」

ドサンコゥは、アダムの林檎を皿に盛り付けてるとこだった
コグレは、リンゴをわしづかみにとり、ムシャムシャと喰らいついた
すると・・・
突然コグレに金髪が生え、クシでとかさずとも自然にオールバックになる。顔は蒼白、いや真っ白になり、やや頬がこけてるような感じ。唇は真っ青。目はマジンガーZ並みにつり上がった

イシカワ「ココダ!」
ボゥ「はぎゃっ!」

ボゥちゃんは、槍で研究所の鋼鉄扉をブチ破った!

イシカワ「チッ、遅カッタカ」
ユザワ「逃ゲロ!ボゥチャン!」
タカムラ「青ボルトトモニ!」
デーモン族手下「ワレラハココデオワカレデス。ジュノヘムカイ、タイサクヲタテテクダサイ」
ボゥ「何いってるんだよ!」
青ボル「このまま帰れるわけないじゃないか!」

コグレ「フブフゥフェハァッ!ハァッ!ハァッ!」

コグレはボゥちゃんたちをジロリと見下ろす

コグレ「お前も蝋人形にしてやろうかぁーーー!?」

つづく

あ、それから、暗黒チョコボのマズルカは、聖飢魔IIの1stアルバムに収録されてる悪魔組曲作品666番ニ短調の第三節を、三点倒立で歌うと発動しまふ(*^▽^)bつーか、昔は本当にこの姿勢で歌ったそでつw
福隊長のザク 2008/04/30(Wed)18:58:03 編集
うおー
コグレがりんごたべちゃったじゃん (┳◇┳)
ボゥちゃん!みんな負けないでーーー・゜・(つД⊂)・゜・
celes 2008/05/01(Thu)00:34:21 編集
うわ、
コグレがスーパーサイヤ悪魔に
なっちゃった!∑( ̄□ ̄;)
nao URL 2008/05/02(Fri)18:10:40 編集
続 いなくなるボールペン(/。\) コグレ【計り知れない強さです】(ToT)
~ウィンダス連邦 石の区~
四つの国(四つだっけ?)が一つに併合して出来た国、ウィンダス連邦。魔法技術に長けた種族タルタルが起こした国。20年前のクリスタル戦争時、この地に移住してきたネコに似た種族ミスラはウィンダスに傭兵隊として参加。多大な戦火を上げる。その功績をたたえられ、政治の中心地区である石の区に自治区を与えられた
このウィンダスの象徴でもある星の大樹。ウィンダスの政治の中心であり、内部に役所が設けられている。全高70mはあり(電撃の旅団 団長Peaberry検証)マウラ~セルビナ間の汽船航路からでも見える
毎年、春になると星の大樹から発する花粉によるアレルギーが深刻になっている。石の区にある競売所は閑古鳥が鳴き、競売所職員までがマスクと目薬を常用し、花粉が入るからと窓口を閉めて居留守をする始末。今日も、仕方なく星の大樹を訪れるタルタルとミスラにウザがられている

タルタルA「あのさ、俺思うんだけど」
ミスラA「なんニャ?」
タルタルA「ぶっちゃけ、星の大樹って必要?」
タルタルB「・・・いや・・・いらんね・・・ふぇっ、ふぇっ、ふぇっ・・・ぶぇっくしゅんっ!」
ミスラB「いらないニャ!・・・へっくちん!」
タルタルA「チーーーン」
ミスラA「タルタルAちん、ちり紙その辺に捨てちゃダメニャ」
タルタルB「いっそ、燃やす?」
ミスラA「燃やすニャ!」
タルタルA「ファイガだけじゃ足りないね」
ミスラB「灯油も使うニャ!」
タルタルB「灯油はダメだ」
ミスラB「なんでニャ?」
タルタルB「暫定税率復活で高くなってるし」
ミスラA「ならテンプラ油で充分ニャ」
タルタルA「よし、そうと決まればさっそく」

・・・ゾグッ・・・
突然、なにかにギロリと睨まれたようなするどい殺気がよぎる

ミスラA「な、なんニャ!?」
タルタルA「な、なんつーか、圧倒的な力に差がある、なにかにガン飛ばされた感じがした・・・」
タルタルB「とりあえず、星の大樹燃やすのは中止ってことで・・・ガクガクブルブル」
ミスラB「わかったニャ!」

ボボボボボ・・・

タルタルA「なにか聞こえない?」
ミスラA「聞こえるニャ。うなるような・・・」

ゴボボボボボボボボボ!

タルタルB「ちょっ!あれあれ!」
ミスラB「ニャ!?」

タルタルBが指差した先には、火の玉が煙の尾をひいて、ウィンダスに向かって飛んできた!

タルタルA「UFOか!?」
ミスラA「隕石!?」
タルタルBとりあえず矢追プロデューサー呼べ!」
ミスラB「矢追プロデューサーはMIBにマークされてるニャ!」
タルタルA「じゃ、たま出版の社長呼べ!」
ミスラA「ムーの編集長も呼ぶニャ!」
タルタル兵士「いや元老院に報告だ!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!
火の玉は、星の大樹に激突した!
ボゴォォォオオオオオオオァァァァァァアアアアアン!
大きな地響きが地面を伝わり、星の大樹周辺の池が波打つ。大樹内部の本棚や家具は倒れ、職員、住民は一時的にパニックになった
大樹上部に墜落した火の玉がメラメラと炎がたち、葉を燃やしはじめる。が、葉から大量の水滴が発生し、火の玉に降り注ぐ。ジュワ~と水蒸気がたち、あっという間に火を消した

タルタルA「あ~ビックリした」
ミスラA「なんニャ、いったい」
タルタルB「あれ?なんかあるぞ」
ミスラB「あ!なにか塊があるニャ」
タルタル兵士「うむ、直接昇って調査するしかないな」

タルタル兵士は元老院に報告。調査隊が結成された。国内のこととはいえ、70mもある巨大な木。ちょっくら昇るわけにはいかない。足場を作りながらの作業は時間も手間もかかる。落下物のある場所までたどり着くのに半日はかかった

調査隊隊員A「やっと着いた」
調査隊隊員B「なんニャ?へんな形ニャ」

三角形の、おにぎりのような形をした塊がある。煤で真っ黒に焦げ、まだ湯気がたっている

調査隊隊員C「う~ん・・・」
調査隊隊員D「どうしたニャ?なんか見覚えあるのかニャ?」
調査隊隊員C「うん、どこかで見たことあるんだよ・・・」

隊員Aが片手剣でコンコンつついてみる

調査隊隊員A「う~ん・・・ドールの装甲に使われてる材質に似てる、ってゆーか同じ?」
調査隊隊員C「うん!間違いない!これドールの胴体部分だ!」
調査隊隊員D「な、なるほどニャ。でも、どうして頭と手足がないニャ?」
調査隊隊員B「ラピュタから落ちてきたりしてw」

プシューーーー・・・
突然、ハッチが開く。すると中には柔術着を着たタルタルの少年と、カラパスブレストシリーズを装備したヒュームの青年が、酸素マスクをつけて気を失っていた

調査隊隊員A「うぉっ!?生命維持装置がつけられている!」
調査隊隊員B「バイタルとるニャ。みんな静かにするニャ」

隊員Bは、手首に指の腹を当て、脈をとる

調査隊隊員C「どうだ!?」
調査隊隊員B「危険な状態ニャ」
調査隊隊員A「よし!応急処置をするぞ。隊員Dは血圧を測ってくれ」
調査隊隊員D「わかったニャ!」

タルタルの少年はボゥちゃん。ヒュームの青年は青ボル。そしてこの胴体はラグナロク。頑丈なボゥちゃんをここまで追い詰めたコグレの実力とはいったい!?
つーかヴァナ・ディール、ヤバくね?

つづく
福隊長のザク 2008/05/03(Sat)20:08:03 編集
続 いなくなるボールペン(/。\)
ボゥちゃんや青ボル君大丈夫なのだろうか。。
スーパーサイヤ人化したコグレにガチンコ勝負するには
ボゥちゃんもスーパーサイヤ人にならなきゃ駄目だ・゜・(つД⊂)・゜・
celes 2008/05/04(Sun)01:38:11 編集
続 いなくなるボールペン(/。\) ウィンダスの秘密にせまる!
エル騎士A「きちゃったね」
エル騎士B「いくらボゥちゃんが強いとはいえ、まだチビッ子だもんな」
エル騎士C「うん」

ズヴァール城外郭入り口にたたずむ、ボゥちゃん一行に救助されたサンドリアの精鋭騎士によるザルカバード調査隊。一度はサンドリアに帰還するつもりでいた調査隊であったが、ボゥちゃんたちが気になり、戻ってきていた。ドールがひいていたチョコボ戦車の荷台を発見し、まだ城の内部にいると推測する

エル騎士D「しかし、妙だな」
エル騎士E「うむ、いやに静かだ」

奇怪な気配がビシビシ伝わってくるズヴァール城。以前と違うただならぬ気配に精鋭騎士たちの心の中には心配の嵐が吹き荒れていた

エル騎士F「む!?」

奥か普通のデーモンとはこれまた別格のデーモンが何かを担いできた。体のあちこちが傷だらけ、視線もうつろ、満身創痍といった様子だ。精鋭の騎士たちは、動き一つ一つを注意深く観察する。最悪、罠かもしれない・・・近づくにつれ、刻々と担いでるものがはっきり見えてくる。騎士たちは驚愕した!
担いでる物は、物ではなく者。まぎれもなくボゥちゃんの仲間のガイア、キャメロン、赤ボル、キッカ、それとドサンコゥだった

エル騎士A「おい!待て!」
エル騎士B「その者たちはいったい!?ボゥちゃんはどうした!?」

騎士の問いかけに答えるようにピタリと止まり、ガクッと片膝をつき、五人を降ろす

シミズ「我輩ハ元御祖魔IIシミズ・・・コノ者タチヲ・・・タノム・・・」
エル騎士B「いったいどうしたと言うのだ!?ボゥちゃんは!?」

シミズはタバコに火をつけ、深くため息で吸う

シミズ「ボゥチャンハ、ドールデ脱出サセタ。南東ノ方角ダ・・・」
エル騎士D「それを信じる証拠はあるのかっ!?」
シミズ「ナイ・・・ダガ、コレダケハ信ジロ。闇ノ王親衛隊御祖魔IIリーダー コグレハ、ヴァナ・ディール全体ガ ヤバイクライノ魔力ヲ身ニツケタ。アノ、ボゥチャンヲ打チ負カス程ノナ・・・アルタナ同盟緊急会議ヲ開ケ」
エル騎士E「なにぃっ!?」
エル騎士F「あのボゥちゃんを!?」

騎士たちは戦慄した!さらに騎士たちはビックラこくデーモン族であるシミズが、五人に跪き、手を組み祈る

シミズ「コノ者タチニ、アルタナノ御加護ガアリマスヨウニ・・・」
騎士たち「!?」

シミズは、アルタナに祈りをささげた!
シミズはフラフラと立ち上がり、踵をかえし、ズヴァール城に歩きだす

エル騎士A「どこへ!?」
シミズ「仲間ノモトヘ・・・ウグッ」

シミズはバタッと倒れた


調査隊隊員B「心停止したニャ!」
青ボル「なっ!?」
調査隊隊員A「サンダーショックをかける!隊員Dは心臓マッサージ!」
調査隊隊員D「わかったニャ!」
青ボル「たのむよ!ボゥちゃんを助けてくれよ!」

青ボルの方はボゥちゃんに比べ軽症だったため、なんとか回復。しかしボゥちゃんはかなりの重症であったため、ヤバいよ!おい!
調査隊隊員Dはボゥちゃんに心臓マッサージを施す

調査隊隊員D「いちニャーにーニャーさんニャーよんニャーごーニャーろくニャーななニャーはちニャーきゅーニャーじゅうニャー」

隊員Aは掌にサンダーをためる

調査隊隊員B「隊員Bはなれてますニャ」
調査隊隊員C「隊員Cはなれてます」
調査隊隊員D「隊員Dはなれてますニャ」
調査隊隊員A「サンダーショックいきます!」

隊員Aは、掌にためたサンダーをボゥちゃんの胸にあてる
ガゴンッ!
ボゥちゃんの体がゆれる

調査隊隊員C「呼吸回復してません!」
調査隊隊員A「もう一度!」
調査隊隊員B「わかったニャ!」

もう一度、試みる

調査隊隊員D「いちニャーにーニャーさんニャーよんニャーごーニャーろくニャーななニャーはちニャーきゅーニャーじゅうニャー」
調査隊隊員B「隊員Bはなれてますニャ」
調査隊隊員C「隊員Cはなれてます」
調査隊隊員D「隊員Dはなれてますニャ」
調査隊隊員A「サンダーショックIIいきます!」

隊員Aは、今度はサンダーIIをボゥちゃんの胸にあてる
ガゴンッ!

調査隊隊員B「ダメニャ・・・」
青ボル「くっ・・・」

青ボルは、絶望感に包まれた

青ボル「おいボゥちゃん・・・東国でベァ・ナックル先生待ってるぞ・・・ジュノでお父さんもまってるぞ・・・ウルフガンクさんも待ってるぞ!おい!」

ボゥちゃんの体をゆする青ボル

調査隊隊員A「残念ですが・・・」

だが突然、星の大樹の枝が伸び、ボゥちゃんにからまる

調査隊隊員A「おわっ!?」
調査隊隊員B「なんニャ!?」

枝はボゥちゃんを持ち上げたと思うと、スルスルと大樹の幹の中に引きずり込んだ!

調査隊隊員C「なんだっ!?」
調査隊隊員D「大樹の中にはいっていったニャ!」
青ボル「ボゥちゃん!」

つづく
福隊長のザク 2008/05/06(Tue)20:55:56 編集
どきどき
不思議なことがおきたあ!!Σ( ̄ロ ̄lll)ど・どうなるのだ
celes 2008/05/07(Wed)17:44:05 編集
続 いなくなるボールペン(/。\) えっ!?マジ!?そーだったのか
木の幹がひしめき合ってできたような壁の部屋で横になってるボゥちゃん。星の大樹内部に引きずり込まれ、この部屋に寝かされているようだ
正体不明の声が、ボゥちゃんに話しかける

・・・「・・・ボゥちゃん・・・ボゥちゃん・・・」
ボゥ「・・・」
・・・「・・・さっさと起きんさい・・・回復してるのは分かってるんだから・・・」

ボゥちゃんはむくっと起きる。まだ頭がボーッとしてる。目もボヤけてはっきりと見えない。得体の知れない相手に話しかけられ、体力的にみて戦えない自分を知り、様子をうかがっていた。しかし、敵意のないことが分かり、起きてみた
今のボゥちゃんに分かることは、ここはズヴァール城じゃないことぐらいか・・・

ボゥ「ここは?」
・・・「・・・アタシの体内の中だよ・・・」
ボゥ「!?」

ビックラこくボゥちゃん

・・・「・・・べつに食べたわけじゃないよ・・・あんたを蘇生したんだよ・・・」
ボゥ「ソセイって・・・なに?」
・・・「・・・あんたは一度氏んだんだよ・・・」
ボゥ「そっか・・・オレ氏んだんだ・・・」
・・・「・・・いやだからさ・・・あんた生きかえったんだよ・・・ってゆーか、生きかえらせたんだけどさ・・・」

だんだん視力が回復してきたボゥちゃん。今、自分が置かれてる立場を理解しようと、辺りを観察しはじめた

ボゥ「ねぇ、どこから話かけてるの?でてきてよ」
・・・「・・・星の大樹なんていってもピンとこないだろうねぇ・・・ちょっとまってな・・・」

木を敷き詰めたような床から木が1本、ニョキニョキと生えてくる。葉も生い茂り、ちょうど三角屋根のような形に整う。幹に目とクチが現れ、まつげが長いのにはビビッた!たぶん女なんだろう

・・・「・・・アタシの名はノラ・・・アルタナの民からは星の大樹なんて呼ばれてる・・・」
ボゥ「星の大樹?それなぁに?」
ノラ「・・・へ?・・・」

ノラは、目が点になる

ノラ「・・・あんた、この大陸の生まれでないのかい?・・・」
ボゥ「うん、東国から来たんだ」
ノラ「・・・へぇ・・・それにしても不思議な坊やだねぇ・・・」
ボゥ「なんで?」
ノラ「・・・あのヤスアキが隣りの大陸の・・・見知らぬチビッ子に武器の改造してあげるなんてねぇ・・・」
ボゥ「ヤスアキじーちゃん知ってんの!?」
ノラ「・・・そりゃ知ってるさ・・・アタシの亭主だからねぇ・・・」
ボゥ「マジでっ!?」
ノラ「・・・マジさね・・・昔はよく夫婦ゲンカしたもんさ・・・大陸真っ二つになるほどのケンカだったねぇ・・・」
ボゥ「大陸真っ二つって!?」
ノラ「・・・おや?・・・知らないのかい?・・・この大陸はもともと一つの陸地でねぇ・・・ちょっと本気になってケンカしたら大陸が裂けちまったんだよ・・・いまじゃミンダルシア大陸だのクォン大陸だのと呼ばれてるそうじゃないか・・・」

ボゥちゃんの目がキラキラ輝きだした!

ボゥ「すげーーーーー!」
ノラ「・・・すごいもんかい・・・」
ボゥ「ノラばーちゃんて、ヤスアキじーちゃんみたいにでっかいのっ!?」
ノラ「・・・そりゃでっかいよ・・・まだ見とらんのかい?・・・」

枝がスルスルと伸び、ボゥちゃんをやさしく包む。すると枝は上に伸びていった。大樹の枝と枝、若葉の隙間をスルスルと登る。あっという間にてっぺんを越え、枝はさらに天に向かって伸びていった

ボゥ「おおおおおおおお!」

枝はさらに伸び、ウィンダス連邦全体が見えるほどまで伸びていった!海も古代遺跡のメア岩まで見える。ボゥちゃんの足もとを雲が流れる様もみえた

ボゥ「すげぇぇぇええええええええ!!!」
ノラ「・・・いいもんだろ?・・・世界は・・・」

地上1000mの高さで"たかいたかーい"されたのは、おそらくボゥちゃんぐらいだろう

つづく
福隊長のザク 2008/05/09(Fri)20:31:53 編集
続 いなくなるボールペン(/。\)
ボゥちゃん、治ってよかったあ\(^^)/
しかし、1000メートルのたかいたかいは、私だったらこわいかも(/。\)
でも、ボゥちゃんはうれしいだろうなあー(*^-^*)
celes 2008/05/10(Sat)00:26:11 編集
続 いなくなるボールペン(/。\) いや意外と高すぎでピンとこないかも(^^*
ブルース「グルゥッ!?」
カンフー・ラビットA「キュ?(どうしたんスか?老師)」
ブルース「グルルルル(ボゥちゃんと青ボルの気を感じる)」
カンフー・ラビットB「キュッ!?(マジっスか!?)」

ブルースの一言にざわめくカンフー・ラビットたち
サルタ・バルタで、シャントットとアジド・マルジド、冒険者の三つのアライランスと戦闘したブルース一行。ブルースの圧倒的じゃないかっ!?とシャウトしたくなるほどのパワーで丸く収まった(えっ!?)。しかし、言葉が通じず困っていた。そこで・・・

ブルース「グルンッ!(いますぐ二人のとこさ行ぐど!)」
カンフー・ラビットたち「キュキュッ!」

英雄の家から飛び出す一団

アジド「まてまて!これを装着からにしてくれ」

アジド・マルジドは、ブルースに金でできた首飾りをかける。すると

ブルース「いンや~わりィ~なやw」
アジド「おおお!」
シャントット「しゃべりましたわ!」

アジド・マルジドとシャントットはドラゴン用の翻訳機"ガゥリンガル"を作り上げ、ブルースにプレゼントした

ブルース「改めて自己紹介すっぺが。オラはブルース。ドラゴンなだけにブルースっつーんだ」
アジド「オレはアジド・マルジド。ここウィンダス連邦の戦闘隊長だ」
シャントット「わたくしはシャントットでございます。これでもエルヴァーンの立派な彼氏がいるんでございますのよwオ~ッホッホッホッ!」
ブルース「ゆっくし世間話もしてぇ~とごだけんど、ちっとこっちの大陸さ人探しに来てでよ。いまさっき探してるテェ(訳:人)いだみってぇ~だがら、ちょっくら行ってくっから。ちっと待ってで」

そう言うとブルースは飛び出した!

ブルース「ボゥちゃーーーん!」

まだ1000m上空にいるボゥちゃん

ノラ「・・・おや・・・あんたを呼んでるみたいだねぇ・・・」
ボゥ「青ボルくんかな?」
ノラ「・・・ダーク・ドラゴンみたいだねぇ・・・」
ボゥ「まさかっ!」
ノラ「・・・行ってみるかい?・・・」
ボゥ「うん!」

星の大樹の周辺は清流が流れ、橋が幾つもかけられている。その橋をグルグルまわりながらシャウトするダーク・ドラゴン。ノラはブルースの近くにボゥちゃんをスルスルと降ろす

ボゥ「ブルースだ!ブルーーーースーーーー!!」
ブルース「ボゥちゃーーーん!」

ボゥちゃんは、ブルースをつけるなり、しがみついた!ブルースも爪をひっこめ、ボゥちゃんをなでる

ブルース「無事だったんだなや!ボゥちゃん!」
ボゥちゃん「ブルースしゃべれるようになったの!?」
ブルース「いやよ~、こごの魔法なんたら博士とがに拵えでもらっただよw」
ボゥ「おおお!」
ブルース「とごろでボゥちゃん。ほがのテェらは?」
ボゥ「・・・」

ボゥちゃんはブルースの体に顔を隠すように押し付け、泣きだした

ボゥ「えぐっ・・・みんなは・・・えぐっ」
ブルース「どうしただいったい!?なじしただ?(訳:何かあったの?)」

ボゥちゃんは、ジュノで父親に会ったのと、青ボルたちとセルビナで再会し、中の国の脅威になる闇の王の城の調査に行きコグレに返り討ちにあった話をした・・・

つづく
福隊長のザク 2008/05/13(Tue)19:59:10 編集
続 いなくなるボールペン(/。\)
おお!!アジド・マルジドとシャントットさま←さまずけ(爆)
ドラゴン用の翻訳機"ガゥリンガル"をつくったのかえらいえらい。これで意思疎通がらくだね(*^-^*)
celes 2008/05/14(Wed)01:25:24 編集
またイカれた(ToT)
なぜか長時間、いやせいぜい10分か20分くらいだけんど、ノートパット開いてるとフリーズしまふ(ToT)
いろいろ調べてみまする
なんとか解決したらまた連載しますんで(ToT)
福隊長のザク 2008/05/21(Wed)21:40:13 編集
Re:またイカれた(ToT)
★福隊長のザクさんへ
了解です、パソコンの調子悪そうですね(┰_┰)
いそぎませんのでゆっくり直してくださいな。
せりす(Celes)  【2008/05/22 03:13】
あい(ToT)
ボゥちゃんたちとコグレの戦いを、何度かいたことか・・・OS入れなおせば解決しそーなんで、それでやってみようかと(^^*
原因はウィルスですね、きっと。今は良質なの使ってまふw
みなさんも、安いセキュリティソフトは使わないほーがいいれすお(ToT)
福隊長のザク 2008/05/22(Thu)05:22:34 編集
Re:あい(ToT)
★福隊長のザクさんへ
書いたのに消えたり
固まったりが何度もだと辛いですね(・_・、)
しかしコメントがそうでもショックなのに
ザクさんの力作が固まり書き直しが
何度もじゃ大変だったですね
申し訳ないです(ToT)
せりす(Celes)  【2008/05/22 09:23】
パソコンかいますた!
なんとかセットアップ完了。さすがに夜勤明けで眠くて書けませぬw
つーか顔文字とかの設定のしなおししなきゃwww
福隊長のザク 2008/05/29(Thu)19:13:47 編集
Re:パソコンかいますた!
★福隊長のザクさんへ
おおーーオニューマシンおめでとうございます\(^^)/
いいなあいいなー

>なんとかセットアップ完了。さすがに夜勤明けで眠くて書けませぬw
>つーか顔文字とかの設定のしなおししなきゃwww
おつかれさまでした。無理しないでくださいねえ。
ゆっくりでいいですよん。
せりす(Celes)  【2008/05/30 00:20】
復活!
コグレ「お前も蝋人形にしてやろうかぁっ!?」

ズンズ ジャッガ ズージャジャ ズンズ ジャッガ ズージャラ♪
ヘヴィメタルなリフが聴こえてきそうな気がする

ドンッ!!!!

コグレの膨大な魔力がボゥちゃんたちを圧倒する

ドサンコゥ「よかったですねぇ閣下w」
コグレ「こ~んやもひとりぃ~♪ん?おおう、ドサンコゥよ、大儀であった。貴様にも褒美をやろう」
ドサンコゥ「褒美だなんてそんなw」

コグレは、いきなりドサンコゥに掌底突き!
ボバンッ!
激しい空気のうねりとともに掌が襲う。が、ドサンコゥは何やら白衣の袖から紐のようなものを出し、螺旋状に回転させ、なんとかかわす

ドサンコゥ「そんなことだろうと思った。あっしにも故郷に女房と子供を残してきてるんだ。こんな異国でたばるわけにはいかねぇ。みせてやろう、千客万来拳!操麺術奥儀!真空麺んんんん!!!」

ドサンコゥはラーメンの麺をすばやく操作し、真空波を発生させた!
スパパパパパパパパパパンッ!
だがコグレは掌をビンタするように大きく振り、突風を発生させ、真空波を打ち消した!

ドサンコゥ「なにぃっ!?」

すかさずコグレは、ドサンコゥに掌底突き連打!
ドドドドドン!

吹き飛ぶドサンコゥ。壁に叩きつけられる寸前で、ボゥちゃんと青ボルがキャッチ

ボゥ「ふぅ、危なかった」
ドサンコゥ「ぐぐっ・・・すまねぇ・・・」
青ボル「あんたもラーメン屋か。ここはラーメン屋の意地をみせてやろうじゃないか」
ドサンコゥ「おおお、同志・・・」

つづく

あ、ドサンコゥが使った麺は、ザクが塩バターコーンラーメンにして、おいしくいただきました(*^▽^)b
福隊長のザク 2008/06/01(Sun)19:43:15 編集
祝\(^^)/
なげたものを無駄にしないザクさんに1票!(*^-^*)
celes 2008/06/02(Mon)02:28:58 編集
おお、PC新調ですかー
ノラのセリフ「・・・いいもんだろ?・・・世界は・・・」
と、
ボゥちゃんとブルースの再会にうるうる。o(ToT)o
コグレってば、どれだけ強くなっちゃったわけー?
ドキドキ、ワクワク。。
nao URL 2008/06/02(Mon)12:05:51 編集
票ゲット(*^▽^)b
タカムラ「ジェニファート部下ヲ返セーーー!」

タカムラが轟大剣【王虎】をコグレに打ち落とす!
が・・・
ペチッ
片手で軽々と受けられてしまった!

タカムラ「ナニィッ!?1㌧ハアル大剣ヲッ!?」

すかさずユザワが双剣、轟爪【虎血】で乱舞!
ガガガガガガガガガガガガガッ!
コグレのあまりの硬度に刃がボロボロになってしまった!

ユザワ「ヌォッ!?岩ヲモ斬リ裂ク轟爪ヲ・・・」

その隙に、デーモン族手下がシビレ罠を仕掛けた!
バチッ!バチバチバチッ!コグレはあっさり罠にかかる

コグレ「ぬっ!?動けぬ」

デーモン族手下は、3メーターはある対艦用大タル爆弾をコグレの足元に3個並べる

コグレ「ふ、ちょこざいな。フンッ!」

バギィッ!コグレはシビレ罠を踏みつけ破壊した!これで自由に動ける。デーモン族手下は思った。普通に着火しては間に合わない・・・逃げられる前に着火するにはこれしかないと・・・

デーモン族手下「フセテ!」
全員「!?」

デーモン族手下は、対艦用大タル爆弾にケリを入れて爆発させた!
ボゴォォォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォンンンンンンンンンン!!!!!
四方の壁が吹き飛んだ!ユザワの目の前に、デーモン族手下の角がコロコロと転がる

ユザワ「ウグッ・・・サーベルタイガーメ・・・無茶シヤガッテ・・・」
ボゥ「漢だ!男じゃなくて、漢だ!」
青ボル「うん、デーモン族の生き様、すばらしかった・・・」
ドサンコゥ「ああ。デーモン族手下さん・・・あんたのことは二週間くらいは忘れないよ・・・」
イシカワ「ソンダケカヨ!」
ドサンコゥ「いや、いまのは言葉のアヤで」
タカムラ「アヤスギルダロ!」
ユザワ「奴ハ、我輩ノ手下ノ中デハ器用デナ。爆弾ヲ作ルノガウマカッタ・・・照レ屋デ、心ノヤサシイ奴ダッタ・・・」

ボゥちゃんたちは、爆炎に向かい敬礼をした

デーモン族手下「アノォ~」
ボゥ「わっ!」

デーモン族手下は生きていた!爆風で吹き飛ばされ、天井にぶらさがっていた
ボゥちゃんは槍を伸ばし、つかまらせて床まで降ろす
ユザワは、デーモン族手下の頭をペチペチたたく

ユザワ「オドカスナッ!コノ、バカチンガァーーー!」
デーモン族手下「イ、イタイ。タタカナイデクダサイヨォ」
イシカワ「マッタク、心配サセヤガッテw」
タカムラ「フハハハw」
ドサンコゥ「デーモン族ってタフだなぁw」
青ボル「うんw」
ボゥ「さ、みんなのところに行こう」
青ボル「うん」

あ~終わった・・・と思いきや、煙の中から不気味な笑い声が聞こえてきた

コグレ「フブフゥフェハァッ!ハァッ!ハァッ!ハァッ!!!!」

全員が驚き、振り返る。煙の中にたたずむコグレがいた!マントは吹き飛んだくらいでピンピンしていた!

ボゥ「う!?」
ユザワ「アノ爆弾ハ、アレ1個デ戦艦大和ヲモ撃沈スルホドノ威力ナンダゾ!」
青ボル「マジっスか!?」
デーモン族手下「ウン、マジ」

コグレがボゥちゃんたちをガン飛ばす

コグレ「グヌゥ、あのマントはお気に入りだったんだぞ!許せぬ・・・超許せぬ!」

つづく


ぶっちゃけ、「・・・いいもんだろ?・・・世界は・・・」書いてて照れくさかったれす(^^*
福隊長のザク 2008/06/04(Wed)19:07:16 編集
つよいんだねえ
コグレって丈夫なんだねえ・゜・(つД⊂)・゜・
やったあーっておもったのになあ
celes 2008/06/05(Thu)03:15:03 編集
as
シミズ「クッ・・・"アダムの林檎"ヲ喰ッタノカ・・・」
ラグナロク「ギーーーギーーー」

シミズとラグナロクが駆けつけた
シミズはやや腰をかがめ、体を左右にゆらしながら踊りだす

ボゥ「あんた!踊ってる場合じゃないよ!」
イシカワ「イヤ、イイノダ」
ボゥ「なんで?」
イシカワ「アレワナ、"魔界舞曲"戦イノ踊リ"カポエラ"ナノダ」
ボゥ「カポエラ!?・・・・ってな~に?」
イシカワ「"カポエラ"ハナ、カツテ、ブラジルガポルトガルノ」
ボゥ「読みづらいよぉ」
イシカワ「ウ~ン、基本カタカナダシナ。ザクヨ、説明タノム」
福隊長のザク「あ、いいよ。えっとカポエラはねぇ、昔ブラジルがポルトガルによる植民地支配されてた時代、売られてきた奴隷たちに手枷がつけかれててねぇ、しかも暴動を引き起こされないように鍛錬や武器術の訓練は禁止されてた。もちろん見つかったら処刑なんてこともあって、隠れての練習にも限界がある・・・そこで!考え出されたのが、踊りにみせかけて練習したんだよ」
ボゥ「どんな踊り?」
福隊長のザク「ま、そりは見てのお楽しみw」

シミズは、リズミカルにステップを踏み、連続で後ろ回し蹴りを放った!
バギンッ!バギンッ!バギンッ!バギンッ!バギンッ!バギンッ!バギンッ!
さらにトドメにオーバーヘッドキック!
ガゴンッ!

コグレ「ほぅ、シミズよ。踊り子に転職したのか?」
シミズ「ナニィッ!?」

効いてなかった

ボゥ「ダメじゃん!」
イシカワ「イヤ、コグレノパワーアップガ、ソレダケ凄マジイノダ」
ボゥ「ってゆーか、これだけ引っぱっといて効きませんってのもなぁ」

ラグナロクが、背中から二本のビームサーベルを取り出し、コグレに斬りかかった!
ビュンビュンビュンビュンビュン!
さすがにこれに当たったらヤバいと悟ったのか、コグレは紙一重でかわしまくる
ガキィッ!
コグレはラグナロクの手首をつかむ。ラグナロクはビームサーベルを放し、全日のプロレスラーが力比べをするように手を組みあった

ボゥ「ラグナロクがんばれーーー!」
青ボル「行け行けぇーーー!」
ラグナロク「ギッギッギッギッギッ」
コグレ「さすがはジラート人が造った兵器だけのことはある。なかなかのパワーだ。だがっ!」

コグレはグィッと力を入れると、なんとラグナロクの腕が折れた!
バギィッ!

ボゥ「ラグナロク!」
青ボル「ううっ!」

ガクッと片膝を落とすラグナロク。だがラグナロクは頭部レーザーを発射!
バキューーーン!

コグレ「ぅおっと」

だが紙一重でかわされた。コグレはラグナロクの胸部に飛び頭突き!
ガゴォンッ!
ラグナロクはブッ飛んだ

コグレ「ふふふ、面倒だ。まとめて始末してやろう」

コグレはギュッと握った右拳をかかげる。そして親指をピッと立てる

コグレ「メ・・・」

続いて人差し指を立てる

コグレ「ラ・・・」

次は中指を立てる

コグレ「ゾ・・・」

薬指

コグレ「ウ・・・」

小指

コグレ「マ・・・」

ボバァンッ!
開かれた右拳が炎に包まれる

コグレ「くらえぃ!フィンガー・フレア・ボムズ!!!」

一発でファイアV級と同等の威力のあるメラゾーマを、一度に五発を放つ技フィンガー・フレア・ボムズ
はたして、ボゥちゃんたちの運命はっ!?

つづく
福隊長のザク 2008/06/05(Thu)20:25:14 編集
あり?
タイトルちゃんと書かずに送信しちったかも(ToT)
福隊長のザク 2008/06/05(Thu)20:26:16 編集
Re:あり?
★福隊長のザクさんへ

>タイトルちゃんと書かずに送信しちったかも(ToT)
あ、、、書いてなかったのね
私が認証してから公開しているから書いた奴を確かめられないのね
申し訳ないです・゜・(つД⊂)・゜・
せりす(Celes)  【2008/06/06 02:37】
召喚された!どしよ!
2008/6/8
ボボボボボボボボッ!
五つの火球がボゥちゃんたちを襲う
その場の全員が、イシカワですらヤバいと思った。が、ボゥちゃんは盾を突き出し、踊り出る

ボゥ「はぎゃっ!」
青ボル「ボゥちゃんヤバいよ!」
イシカワ「ボゥチャン!」

青ボルも忘れていたデスティンにもらった盾の能力。火球がボゥちゃんに命中した瞬間、周囲かキラーンと球体のように輝き、コグレに跳ね返った!

コグレ「うぉっ!?」

ボガァァァァァアアアアアアアアアアァァァァァァァンッ!!!
コグレが紅蓮の炎に包まれる。己の強大な魔力のかかった魔法をまともにくらった。さすがに効いたろう

タカムラ「ソウイエバ、ラグモント峠デ同ジヨウナコトガアッタナ」
ボゥ「ふふんwこの盾はねぇ、リフレクの魔法がかかってるんだってw」
タカムラ「ナヌッ!?ソーダッタノカ」

さすがのコグレも苦しそうだ。だがコグレは、両腕をバッ!と広げ、炎を消した

コグレ「フブフゥフェハァッ!ハァッ!ハァッ!この程度の炎、地獄の業火に比べればたいしたことは、ぬぁぃっ!」
ボゥ「なにぃっ!?」
青ボル「地獄の業火って、そんなにすごいのかっ!?」
ユザワ「イヤ、地獄ハ寒イカラ、ヨク、火ヲ使ウ。火ノ不始末デ、ボヤ騒ギナンゾショッチュウダ」
ボゥ「あら」
青ボル「ちゃんとバケツに水くんで置いとこうよ」

コグレはニヤリとしている

コグレ「よ~し、とっておきの歌をうたってやろう。地獄より愛をこめて・・・From Hell With Love!!」

バーーーーーーーーーン!
ズッジャラッガ ジャララーー ズッジャラーー ズッジャラーーー♪
これまたディストーションのきいたリフが聴こえる、ような気がする

イシカワ「ドールヲ中心ニ円陣ヲ組メ!ドコカラ来ルカワカランゾ!」
タカムラ「応!」
ボゥ「なにっ!?なんかあるのっ!?」
ユザワ「コノ歌ハ、地獄カラ仲間ヲ召喚スルタメノ歌ダ」
ボゥ「えっ!?」
シミズ「ドコニポップシテ、ドコカラ攻撃シテクルカ、マッタクワカラン。クラウ方ニトッテハ、カナリシンドイ歌ナノダ」
青ボル「マジかっ!?」

コグレがいい調子で歌いだす

コグレ「主は来ませり~まこ~との~♪主は来ませりこの~地~にぃ~♪」
イシカワ「来ゾ!」

~東部バルカン村~
福隊長のザク「ふ~、食った食ったw明日はセリスさんちの前で行き倒れしよ~っと♪」

行き着けの店であった赤ボルと青ボルのラーメン屋が休業中のため、ちょっとはなれた居酒屋どん兵衛まで行くのが面倒くさく、村民の家の前でブッ倒れちゃ~メシをご馳走になってる福隊長のザク。この日はnaoさんちの前で氏んだフリをし、晩飯をご馳走になってきた。ってゆーか食い荒らしてきた!おひつのご飯は全部平らげ、冷蔵庫の食材も全部食いつくし、あげくの果てにルビたんのカルカンにまで手をつける始末。満腹になった腹をなで、満足げで帰路につく

福隊長のザク「ん?なんか聴こえるな~」

ザクの脳に、直接メタルなメロディーが聴こえる
・・・主は来ませり、真との、主は与えり詔・・・

福隊長のザク「歓喜まわりーーーもろーーーびとーーー詔で泣っくっこっとなっかーれーーーぇーーー♪」

つられて歌いだした
パキパキパキパキパキパキパキパキ
ザクの体がみるみる外骨格に変化し、ドス黒く変色。側頭部から角がはえてきた。その姿は、まさしくデーモン族の姿だ!

福隊長のザク「グォォォォオオオオオオオ!」

ザクの周辺に黒い光が包むと、吸い込まれるように消えていった


~ズヴァール城~
ボゥ「来た来た!」

ボゥちゃんたちの周辺にポップしまくるデーモン。ポップするや否や、攻撃してくるデーモンたち

ポップデーモン「グォォオオオオ!」
ボゥ「はぎゃっ!」

バギィンッ!
一撃で倒すボゥちゃん

ポップデーモン「ギェェェエエエエエエイ!」
イシカワ「ハリャァアッ!」
ユザワ「トリャッ!」
シミズ「自由ヘノ渇望、カポエラヲナメルナ!」
デーモン族手下「バクヤク、タリルカナァ」

イシカワたちも、次々にポップするデーモンたちを叩きのめす

ボゥ「あんましレベルは高くないね」
イシカワ「数ガ多スギルクライポップスル。油断スルナ!」
青ボル「ねぇボゥちゃん・・・」
ボゥ「な~に?」
青ボル「あれ・・・」

青ボルが指差したデーモン。なんとなく見覚えがある

青ボル「あのデーモンが着てる皮ジャン。どっかで見たことない?」
ボゥ「う~ん、あの汚い皮ジャン。ザクのっぽいね」

皮ジャンを着たデーモンは、ウクレレを弾きだした

ボゥ「間違いない!あれザクだ!」
イシカワ「マジカッ!?」
ユザワ「テコトハ、コイツラ魔界ノデーモンデハナク、アルタナノ民ナノカモシレンナ」
シミズ「冒険者ナラマダシモ、一般人デハ魔力ニ耐エラレズ、氏ヌゾ!」

戦いにくい敵と対峙するボゥちゃんたち。果たして勝機はあるのかっ!?

つづく
福隊長のザク 2008/06/08(Sun)20:35:31 編集
あんまし関係ないでつがw
某フラッシュサイトに、ここで使われてるFome Hell With Loveとか、魔界舞曲、悪魔組曲作品666番ニ短調とかありましたw悪魔組曲の方は1985年って書いてあるのがオススメっつーかなんつーか(^^*
時間があるときにでも参考にみてやって下ちぃ(*^▽^)b
福隊長のザク 2008/06/08(Sun)22:15:35 編集
Re:あんまし関係ないでつがw
★福隊長のザクさんへ
そかそか、ザクさんのお奨めね、あとで探してみるね^^
せりす(Celes)  【2008/06/09 07:08】
えーーザクさんってば
ルビちゃんの御飯にも手を出したのか(☆。☆)
お腹いっぱいで、力が付いて言うのに駄目だってば
誘惑に乗ったらーー(*▼▼)ノ ~┻━┻
celes 2008/06/09(Mon)07:06:27 編集
無題
ぼくはカルカン食べないから、
サンプルでもらったやつを
ザクさんにあげたんだ~。
残り物には福がある、ってにゃ♪
にゃざわルビきち URL 2008/06/11(Wed)00:01:28 編集
腹いっぱいになりますた(///▽///)b
ボゥちゃんは、槍を背中に収め、素手で力を調整しながらポップデーモンの腹を打つ

ボゥ「てぃ!」

ドスッ!ドスッ!ドスッ!

ポップデーモン「グォォォ」
ポップデーモン「グァァァアア」

次々にマットに沈めるボゥちゃん

青ボル「ザクはどーするっ!?」
ボゥ「ウクレレ弾いてるだけだからスルーでよくない?」

福隊長のザクは、ウクレレを弾きまくっていた!
そのそばでイシカワたちが何やら相談している

イシカワ「スマン、ボゥチャン。青ボル。チョット、コイツラト相談ガアル」
ボゥ「あいっ!」
青ボル「何でもいいけど早くしてね!」

イシカワたちは、神妙な面立ちでミーティングを始めた

イシカワ「ダガ、ソレハ禁止サレテイル」
タカムラ「ソレ以外、方法ハナイ」
ユザワ「ウーン・・・バチ当タルカモ・・・」
デーモン族手下「デモ、アルタナサンナラ、ユルシテクレルカモデスヨ」

その様子を見てるコグレがニヤリとしている

コグレ「フッフッフッ、あの技を使う気だな?ようし」

コグレが指パッチンをする
パチンッ!
するとポップデーモンがコグレの後方に下がる

イシカワたちは、ためらいながらも独特の構えをとる
イシカワが片膝をつき、かめはめ波のように両手を前に伸ばし、掌底を突き出す
タカムラはイシカワの右やや後ろに立ち、手はかめはめ波のように組み、肘を曲げて構える
ユザワはイシカワの左やや後ろに立ち、タカムラとは逆の鏡写しのように、左右逆に構える

イシカワ「アテナ・エクスクラメーションヲ使ウ。二人トモ、我ラノ後ロニ下ガレ」
ボゥ「あてなえくすくらめーしょん?」
青ボル「また違うマンガからパクる」

ザクが、一瞬ビグッとした!

ユザワ「アマリノ破壊力ニ、アテナガ使用ヲ禁止シタ究極奥儀・・・」
シミズ「ソノ威力ハ、宇宙開闢、ビッグ・バンニ相当スル」
ボゥ「おおお!」

ボゥちゃんは、よくわからなかったが、目をキラキラ輝かせて喜んだ!

タカムラ「我ラ、コノ、ヴァナ・ディールノタメ。世界ノ笑顔ノタメ!アエテ、アテナノ天罰ヲ受ケルトシヨウ」
青ボル「でもさ、デーモン族だし、アテナ関係なくない?」
イシカワ&ユザワ&タカムラ&シミズ&デーモン族手下「ヲヲヲ!?w」

イシカワたちは青ボルのツッコミで、何かに気がついた!
それはそれとして、なんとコグレもイシカワと同じように、片膝をつき、両手をかめはめ波のように組み、肘を伸ばし構えた

イシカワ「ナニィッ!?」
タカムラ「コグレメ、一人デ撃テルトデモ言ウノカッ!?」
ユザワ「出来ルカモシレンゾ、今ノ奴ナラバ」

コグレが高笑いをする

コグレ「フブフゥフェハァッ!ハァッ!ハァッ!我輩の魔力にかかれば、アテナ・エクスクラメーションごとき、ただの児戯よ」

自信まるだしのコグレ。イシカワの合図で禁止技アテナ・エクスクラメーションを放った!

イシカワ「クラエィッ!」
コグレ「お前も蝋人形にしてやろうかぁっ!?」

ボゴォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォンンンンンンンンンンンン!
アテナ・エクスクラメーションどうしがぶつかった!
辺りが激しい光に包まれる・・・
果たして勝者はっ!?

つづく

そーゆえば、カルカンの蓋ルビたん開けてくれたんだっけ(*^▽^)b
福隊長のザク 2008/06/12(Thu)14:00:03 編集
さぞかしお腹いっぱいでウクレレもいい音?(はて?)
さーー、この対決はどうなんだ!!(どきどき)
celes 2008/06/13(Fri)00:37:10 編集
カルカンの栄養が爪の先にまで行き届いてまふ(///▽///)b
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
アテナ・エクスクラメーションのぶつかり合いで、このフロアより上の階が吹き飛んでしまった。
かなりの衝撃で、まだ地響きがとまらない・・・
ザルカバードの寒風が射し込み、少しづつチリ埃や煙が晴れてくる。最初にボゥちゃんと青ボルが見えた。二人とも爆発に巻き込まれ、ダメージを受けて倒れている。シミズとデーモン族手下もだ。
ピュゥーーーー・・・
強めの風が吹き、イシカワたちとコグレが見えた
両者とも、アテナ・エクスクラメーションの構えのまま微動だにしない。が
バタ・・・
なんと、両者とも倒れた!相打ちだった
ボゥちゃんはきしむ体を起こし、なんとか三人の無事を確認するべく、ほふく前進でイシカワのもとへ

ボゥ「イ、イシカワの・・・おっちゃん・・・だ・・・大丈夫?・・・」

ボゥちゃんはイシカワを軽くゆする。イシカワは、うっすらと目を開けた

イシカワ「ア、危ナカッタ・・・」
ボゥ「おお・・・よかったぁ・・・」

タカムラとユザワの体もゆすり、気がつく二人。ボゥちゃんは最後のポーションを潰し、流れ出た回復薬を三人に飲ませる。かなりしんどかったが、なんとか立ち上がる。青ボルとデーモン族手下は完全に気を失っていた

イシカワ「コグレは?・・・」
ボゥ「うん、あそこ・・・」

ボゥちゃんが指差した先、コグレもやっとこさっとこ立ち上がるところだった

イシカワ「コグレヨ・・・」
コグレ「何だ・・・?」
イシカワ「降伏シロ・・・今ノ爆発ヲ観測シタ、アルタナノ民ハ・・・必ズ調査ニヤッテ来ル・・・」
コグレ「ほぅ・・・ならば・・・返り討ちにするまで・・・」
イシカワ「マダソンナ傲慢ナコトヲ・・・」
コグレ「フッフッフッ・・・フィンガー・フレア・ボムズが使える我輩が・・・これを使えないわけがない・・・」
イシカワ「マサカ・・・?」

コグレは印を結び、魔力を集中させる

コグレ「ベホマ!」

キラーーーーーーン!
コグレの体を暖かい光が包む

コグレ「フブフゥフェハァッ!ハァッ!ハァッ!ハァッ!体力全快!アテナ・エクスクラメーションで魔の20分の1は使ったが、まだまだ我輩を打ち砕くには足りぬぞ!フブフゥフェハァッ!ハァッ!ハァッ!」

いや、どーなる!?ボゥちゃん! ヴァナ・ディールはっ!?
このままじゃゲームの配信終わっちゃうぞ!!

つづく
福隊長のザク 2008/06/13(Fri)13:49:28 編集
Re:カルカンの栄養が爪の先にまで行き届いてまふ(///▽///)b
>ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
>アテナ・エクスクラメーションのぶつかり合いで、このフロアより上の階が吹き飛んでしまった。
>かなりの衝撃で、まだ地響きがとまらない・・・
>ザルカバードの寒風が射し込み、少しづつチリ埃や煙が晴れてくる。最初にボゥちゃんと青ボルが見えた。二人とも爆発に巻き込まれ、ダメージを受けて倒れている。シミズとデーモン族手下もだ。
>ピュゥーーーー・・・
>強めの風が吹き、イシカワたちとコグレが見えた
>両者とも、アテナ・エクスクラメーションの構えのまま微動だにしない。が
>バタ・・・
>なんと、両者とも倒れた!相打ちだった
>ボゥちゃんはきしむ体を起こし、なんとか三人の無事を確認するべく、ほふく前進でイシカワのもとへ
>
>ボゥ「イ、イシカワの・・・おっちゃん・・・だ・・・大丈夫?・・・」
>
>ボゥちゃんはイシカワを軽くゆする。イシカワは、うっすらと目を開けた
>
>イシカワ「ア、危ナカッタ・・・」
>ボゥ「おお・・・よかったぁ・・・」
>
>タカムラとユザワの体もゆすり、気がつく二人。ボゥちゃんは最後のポーションを潰し、流れ出た回復薬を三人に飲ませる。かなりしんどかったが、なんとか立ち上がる。青ボルとデーモン族手下は完全に気を失っていた
>
>イシカワ「コグレは?・・・」
>ボゥ「うん、あそこ・・・」
>
>ボゥちゃんが指差した先、コグレもやっとこさっとこ立ち上がるところだった
>
>イシカワ「コグレヨ・・・」
>コグレ「何だ・・・?」
>イシカワ「降伏シロ・・・今ノ爆発ヲ観測シタ、アルタナノ民ハ・・・必ズ調査ニヤッテ来ル・・・」
>コグレ「ほぅ・・・ならば・・・返り討ちにするまで・・・」
>イシカワ「マダソンナ傲慢ナコトヲ・・・」
>コグレ「フッフッフッ・・・フィンガー・フレア・ボムズが使える我輩が・・・これを使えないわけがない・・・」
>イシカワ「マサカ・・・?」
>
>コグレは印を結び、魔力を集中させる
>
>コグレ「ベホマ!」
>
>キラーーーーーーン!
>コグレの体を暖かい光が包む
>
>コグレ「フブフゥフェハァッ!ハァッ!ハァッ!ハァッ!体力全快!アテナ・エクスクラメーションで魔の20分の1は使ったが、まだまだ我輩を打ち砕くには足りぬぞ!フブフゥフェハァッ!ハァッ!ハァッ!」
>
>いや、どーなる!?ボゥちゃん! ヴァナ・ディールはっ!?
>このままじゃゲームの配信終わっちゃうぞ!!
>
>つづく

ってこの記事が無いーーー
せりす(Celes)  【2008/06/15 02:20】
プロフィール
HN:
せりす(Celes)
性別:
女性
自己紹介:
このブログは、可愛いものとゲームでは
FFが大好きなせりすの日常です(・∀・)。
なお「Celesのホームページ」は
2008年に閉じました。

せりすのジョブアビリティは方向音痴です(/。\)。
又、どら(むすこ)とたぬぽん(旦那様)の
3人家族です。

初期からFF11をずっとやっていて2011/09/11から旧FF14を最後までやりました。
2013/08/26から新生FF14をやってます。

★2008.04.06~ここへ引越し
カウンターをつけました(ノ^∇^)/

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リンクフリーです(^-^)



箱詰めみかんさんに、キャラカードを
つくっていただきました(o^_^o)


姪のブログ(手作りアクセサリー)
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